仕事学のすすめ 第３回／惑星探査機はやぶさの川口淳一郎さん


惑星探査機はやぶさは、イオンエンジンを利用する為に重量を500kgに抑える必要がありました。
川口さんは軽量化の為に、従来なら動くタイプが主流だったアンテナを敢えて固定にしたり、イトカワのサンプルが取れたかどうかを知る為のセンサーを外したりしました。
それには誇りとこだわりを持つエンジニアと衝突する場面も。
それでもトップダウンで決めるのではなく、時間をかけてエンジニアを説得をしましたニコニコ
「プロジェクトはプラスがあるからやるのであって、何が欠けているからといって躊躇するものではない。そこが非常に重要。」
「限られたお金やスタッフの数や期限の中で、適切な判断の時期に妥協を重ねて行くしかない。」
また、断熱材の性能検査の為にNASAの施設を使わせてもらいましたが、NASAに技術が追い付かれない様に配慮したそうです。

・優先度を判断する思い切りが大事
・ライバルを取り込んでパートナーにせよ
・目的のためには妥協をする勇気をもて

これ、宇宙開発だけではなく仕事や人間関係にも言える事だと思いましたニコニコ
あ、だから仕事学のすすめなのかショック！あせる

次回は「第４回 リーダーは決してあきらめない」6月22日(水)22:25～です。