ゲストは東大元教授で女性学のパイオニア「おひとりさま」著者の上野千鶴子さん。
多くの男性は、女からの評価は二の次で、実は成績・地位・経済力などで常に他の男達と張り合って同性から「ホンモノの男」と認めてもらいたい&そして女は「ホンモノの男」に華を添える存在に過ぎないと考えている。
自分を受け入れてくれるとか、自分をおびやかさないとか、絶対に裏切らないとかそういうのを女性に求めて強調したのがメイド喫茶で、実際にはそういう場がないから逆にバーチャルで求めるのではないかと上野さんは言う。
番組の結論としては、女は思い通りに行かないものという事を認識し、生の人間関係を築けという内容だったけど、上野さんの「女は変わってきた」「男は変わらない」といった言葉に反応し、普段は温厚な田中さんが割と強めに自己主張したのがちょっと面白かった。
宣伝文句の「バトル」とは違い、上野さんは冷静だったけど。
最後は、太田さんが「男は、やっぱり女には敵わないと思っている」と上野さんをおだてて終わってしまったのだが汗彼女には見抜かれていた模様。
(つまり交流失敗汗)女性の地位向上を主張する人は同性から見ても独特の嫌らしさがあるけれど、私は上野さんにはそれがあまり感じられなかった。
ただ、タイトルの「女と男」で「女」が先になっている所には意図を感じた。