現在
昨日、パリは40度の猛暑。
そんなに暑い日は珍しいこの街の家のスタンダードは、冷房なし。
夜寝る頃、室内は30度近く。
それでも外の方が暑いので、締め切りで風なし。。。
夜中２時頃に気温が下がってくるまで、寝れませんでした。。。
今朝は外は21度。今度は寒いよー。
わがまま？
さて、今年１月の手術の備忘録。
2022年１月18日 手術翌日 手術跡
手術直後、麻酔の後遺症で眠くなり、一旦寝た後、今度は夜中に目が覚めてしまって、寝れませんでした。
朝一番にまず注射。抗凝固剤(anticoagulant) です。血栓症予防です。以前、コロナで重症化しかけて入院した際、極小さい肺血栓を起こしていたと思われるので、血栓症対策、重要なのです。
手術跡の痛みは手術直後から、本当に大したことなく、時間が経つと痛くなるのかなぁと思っても、そんな事もなく。。。
最初はビクビクしていましたが、ドレーンさえ気をつければ、腕も動きました。
むしろ、喉がひりひりと痛かったです。麻酔中の呼吸器の影響で、時々痛くなるらしいです。
執刀医自身は翌日はお休みだったらしく、手術時に会った若い先生が朝来て、手術は予定どおりうまく行ったよ。と。
センチネルリンパは？って聞いたら、1個か２個か3個切ったけど、biopsie しないと詳しくはわからない。目で見る分にはＯＫだったと。
うーん、なんだか、適当な返事。。。
すぐに胸をぐるぐるまいている包帯をとられます。
傷は、写真で他の人のを見ていたのもあって、そんなにショックではありませんでした。むしろ思ったより傷が小さくて、こんなものかと。
シャワー浴びるように言われておそるおそる浴びたのですが、その時確認して見ると、センチネルリンパのために切るよと言われていた腋の下が切られていなくて、大丈夫なのか不安になってきます。腋の下にペンで、目印で腋の下に書き込みはあるのですが。。。
その後、他の先生の回診の時に聞いたら、全摘の傷口からセンチネルリンパ節がとれる場合には、傷は一つなんだそうです。
病院の生活
掃除は毎日午前中に１回。モップと水回りをささっと掃除して、ベッドのシーツ等をやり直します。
食事は、こんな感じ。
朝食
毎回、
café ? Thé ? Chocolat ? (コーヒー、紅茶、ココア？)
と無表情おばちゃんに聞かれます。
私はコーヒー。
カフェイン中毒気味なので、朝はブラックコーヒーが嬉しい。
後はパンのみ。
昼食
昼食や夕食はこんな感じ。
前菜 : エメンタールとアンディーブのサラダ
メイン : 仔牛の煮込み
デザート : フラン
日本の友達にこのメニューをLINE したら、
なんかおしゃれだね 、 と。
一応フランス料理なのでカタカナにするとなんかおしゃれに聞こえる？
ペラペラのプラスチックの入れ物に入っているけど。。。
サラダのドレッシングはしっかり。美味しい。
メインはこの時は薄味。でも、悪くない。
添えられているパンは美味しい。
デザートがちょっと大きすぎで時々残す。
全般に、食事、美味しかったです。
配膳の無表情おばさん、フランスにも慣れてくると分かるようになったんですが、この手の人、意外と親切だったりするんです。
、フランスにも慣れてくると分かるようになったんですが、この手の人、意外と親切だったりするんです。最初に水飲み用のコップを何回も頼む等があった後、なんか親切で、無表情 のまま、水のペットボトルも多めにくれたり、なぜかシリアルバーをおまけでもってきてくれたり。。。
のまま、水のペットボトルも多めにくれたり、なぜかシリアルバーをおまけでもってきてくれたり。。。公立病院のサービス
さて、私が入院しているのは公立の病院。費用は100%国民健康保険。私の負担は 0。無料です。なのに、驚きのサービスがありました。
まずは栄養士さん登場。
何か特別気をつけることはないか？と。
以前入院していた時にも来て、体重が激減したと言ったら、hyper énergétique (ハイパーエネルギー？)となって、やたらと乳製品がついてくるようになって、食べられなかった事がありました。なので、特に何もない。と言っておきましたが、何かあったら、退院後でもいいので、連絡してね。とメールアドレス渡されました。
次はエステ。
手術翌日、気分が落ち込んで部屋でしくしく泣いていたら、看護婦さんに見つかってしまい、気分を盛り上げるために、エステティシャン、呼んであげる！と。
そんなのあるのぉ？
じゃあお願いするわ、と。
じゃあお願いするわ、と。手術翌日の午後に来ました。顔をお願いしました。ちょっと手が冷たくて、イマイチではありましたが、オイルのいい香りに包まれて、少しいい気分になりました。
最後は、入院前から続いている、臨床心理士さんの訪問。これはサービスというより医療の一部ですね。
でも、部屋に来てやってくれました。
というわけで、リンパ節転移はわからないままなので、精神的には落ちた状態ではいましたが、結構快適な病院生活でした。