地球村研究室

地球村研究室

厳しい地球環境制約の中で心豊かに暮らすには?沖永良部島で実践しながら考えたいと思っています!!

  どうやらやっと蝉の鳴き声が消え、島にも秋が訪れたのかな? 朝夕は過ごしやすくなったものの、昨日も気温は28℃、まだ扇風機は仕舞えない・・・ やはり例年よりは確かに暑さが尾を引いているようだ。島でのここ数年の平均気温の上昇は、温暖化というような抽象的な表現では表せない何か重い重りを胃の縁に溜め込んだような気持ちにさせている。これを未来の子供たちに引き継がせるようなことがあってはならぬ、あらためてそう思う。

 

  INAXテニス部時代(1978-2004)の後半、一緒に汗をかいた女性達5人が島まで遊びに来てくださった。懐かしくも楽しい時間を頂いたが、その折にお土産で頂いたINAXミュージアムで販売しているという「トイレの最中」、味はともかく何ともINAXらしいウィットにとんだ最中ではある(笑)。まだINAXのDNAはミュージアムには息衝いていたか・・・そう思うと何だか嬉しくなってくる。

 

 

  先日、大阪に出掛けた折、島に遊びに来てくださった、若い木材組合の経営者たちの会社に寄らせて頂いた。Air-鉋(木材の小さな粒を木の表面に打ち込んで、鉋を掛けたように綺麗に蘇らせる)の話を伺い、作家がいる製材所の新しい形などを見せて頂き、「木」をこよなく愛している人たちの笑顔をたっぷりと堪能させて頂いた、ただ、「バックキャスト信仰会」とは・・・いよいよ神懸って来たか!!(笑) 

神戸では「鉄人28号」にも会って来た、懐かしい・・・

12月、 1月の上京予定

 

12月02-09日 東京、仙台、大阪、東京

12月12-14日 東京 

12月22-24日 京都

 

01月05-09日 東京、名古屋

01月12-18日 京都、東京

01月24-28日 沖縄、東京

11月13日「第3回 島暮らし・デザイン・フォーラム」を終えた。今年は、若者たちが考える沖永良部島の未来を中心に、環境省の前事務次官だった中井さんもリアルで駆けつけて下さり、充実した時間を頂いた。強く印象を受けたのは、若い人たちが「島の自然」をとても大事に思い、「いつでも帰れる島」に憧れを持っているということだった。さらに、島外からの視点と島内での視点に違いがあることに気付いて欲しいという訴えにも似た意見は、島出身の若い人たちが、島を愛し、島の未来を本気で考えて下さっていることでもあり、胸の熱くなる思いもした。是非に、未来の子供たちに渡せるステキなバトンを創りたいものだ。

畑は何とか10月中に種まきまで終わらせることが出来(本当は10月初めには終わらせたいのだが・・・)今、野菜の小さな芽が沢山出始めている。12月になれば、毎日新鮮な野菜サラダが食べられる? 楽しみ~!!

 

今年のシンポジウムでは、地球環境と経済システムの限界に対して、不可避の解である縮減という概念をどのように理解し、戦略的にそれを取り入れることが出来るのか少し考えて見た。

 

アメリカの電気電子学会が100%再生可能エネルギーに関する研究報告をまとめた。1970年代に始まったこの研究は2000年代半ばに注目され始め、2009年頃より大きく発展してきた。途中多くの強い懐疑論にも遭遇したが、最新の研究成果は100%再生可能エネルギーシステムが実用的であることを明らかにした。その内容は極めて興味深く、あらためて機会を頂いて纏めてみようと思う。

一方で、現在のエネルギー需要を再生可能エネルギーに置き換えることで持続可能な社会創生ができるのかについては、全く異なる視点からの議論が必要であるように思う。

地球上の生物の総重量は1兆1千億トンある、2020年12月、人類が生み出した人工物(ビルや橋、道路、車などの移動媒体、通信機器、生活用品などの工業的につくり出されたすべてのもの)の総重量がそれを超え、さらに毎年300億トンの人工物を生み出しているという。これは世界の80億人近い人達が毎週自分の体重以上の人工物を創り続けていることに相当する。生物の1兆1千億トンは、主に太陽のエネルギーだけで完璧な循環をしているが、人間が生み出した1兆1千億トンはそのほとんどが最終的にはごみとなり、さらに地球を穴だらけにして資源やエネルギーを取り出したことで自然の修復は絶望的な状態になり、これが地球温暖化や生物多様性劣化などの地球環境限界を生み出した元凶である。20世紀はじめの人工物量は350億トンだったので、この100年余りで31倍になったことになる。この間人口は4.9倍なので、人口増加を遥かに上回る勢いでゴミをつくり続けていることになる。さらに2030年には、このままでは2020年の1,5倍のエネルギー、1,4倍の水、1,35倍の食料が必要になるという、とても供給できる状態にはない。

 

要するに、今のエネルギーが再生可能なものになっても、今の延長で持続可能な社会ができると言う事には全くつながらないのである。並行して進めねばならない避けられない唯一の方法は「縮減」である。従来の延長で、どんどん拡大を続ける中で、その中身を再生可能エネルギーへの変換やエコテクノロジーを投入しても効果は殆どない。まずは拡大を停止し、収縮しなければならないのだ。それは、可能な限り資源やエネルギーを消費しない社会であり、それは、あらゆるものをぐるぐると循環させるということでもある。

重要なことは、縮減による社会が我慢を求める社会であってはならない、縮減しても、そこはワクワクドキドキ、笑顔あふれる素敵な場でなくてはならぬ。それは、自立型の社会へ向かうということでもある。

沖永良部島を例に考えれば、ほとんどすべてのエネルギーを島外からの移入に頼っている、食糧自給率も20%に届かず、その多くを島外に頼っている。縮減の原点は、まさに自立なのだ。エネルギーの自立、食の自立、さらには経済の自立に向かう戦略が今強く求められているのだ。一方では、日本は国を挙げて世界にカーボン・ニュートラルを宣言し、みどりの食糧システム構築を宣言した。これらを追い風に、今こそ自立型の島つくりにさらなる力を投入できる環境にあるともいえるのだと思う。自治は小規模多機能自治に移行して集落自治を支える行政に移行することで経済負担を縮小し、エネルギーや食の循環を進め、教育の自立化を図ることで、日本を代表する離島モデルが生まれるのだと思っている。

台風22号の余波でフェリーは欠航し、昨夕から強い雨が降り続けている。11月に入っても海水面温度は28℃を超えており、まだまだ台風の発生には気が抜けない状態が続きそうだ・・・・

 

11月13日(日)13:30から、第3回「島暮らし・デザイン・フォーラム」が開催される、今年は、前環境事務次官の中井さんやZ世代と言われる若者たちも参加し、沖永良部島の未来を大いに語って頂こうと思っている。

開催は、ハイブリットの予定で、是非、リアルであるいはオンラインで参加、議論に加わって頂けるならとても嬉しいことだと思う。

 

11月10日(木)Wise Wise主催のWise Forumが東京ミッドランドでハイブリット開催される。FSCジュニア・アンバサダーも参加して色々な意見が交わせるとのこと、これもとても楽しみにしている。お時間あれば、ご参加を!!    

https://wiseforum-2022-02.peatix.com/

 

<11月12月の上京予定>

11月07-11日 東京

11月15-17日 沖縄

11月21-26日 神戸 上諏訪 京都

 

12月02-09日 東京 仙台 大阪 東京

12月12-14日 東京

12月22-24日 京都