✅ 畑の1/3を果物園にする計画! バナナを植えて、パパイヤを植えて、オリーブ、アボカド・・・夢だけはどんどん拡がる・・・ その第1弾、2種類のミカンの苗がいた!!
早速植えて・・・でも収穫まではあと何年??
✅ Emileのコラム267
「人類が滅亡する最後の日」までの残り時間を1947年から概念的に示してきた「終末時計」の針が「残り85秒」まで進んだと、この時計を管理運営する米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」(アインシュタインやオッペンハイマーなどの科学者によって創刊された)が1月27日発表した。過去最短だった昨年からさらに4秒縮まり、最短記録を更新したことになる。
それは、核保有国であるロシヤや中国、米国の攻撃的な動き、核軍縮の機運後退、ウクライナや中東での武力衝突、人工知能(AI) の軍事利用をめぐる懸念がより深まったことにあり、さらには、生物兵器開発への脅威やAIを利用した世界的な偽情報の拡散ほか、気候変動の課題にも言及した。
その根底には、「世界で指導力が機能していない状態がみられる」と指摘し、新帝国主義や全体主義的な統治に警鐘を鳴らした。アメリカが世界の警察という立場を降り始め、自国第一主義に後退し、多くの国が公共益の概念を放棄し、武力による自国益の確保に奔走することを許し、結果として国連の機能までも失いつつある。 まさに不確実な世界を生み出している。
そんな中で、我々は何を考え、どうやって未来の子供たちにバトンを手渡せるのだろうか?
今、多くの日本人は、この不確実な時代に不安が前面に出て、将来年金などもらえないとあきらめながら、他者からの視線ばかりを気にし、唯一自己を肯定できる場所がSNSだと誤解し、誹謗中傷に明け暮れる。誰も自分の悩みを解決してくれない、その糸口さえ見えない社会、日本列島全体が閉塞しているようにも見える。その結果、自殺者が増え、一方では極右ポピュリズム「自分についてくれば大丈夫、時代を劇的に変えて見せる!」 という似非カリスマが現れ、人々の不安な心はそれに魅了される。そうしてヒトラーは生まれたのだが。
そもそも、高度経済成長を通して、物質的な豊かさに溢れた日本では現状維持で無難に生きて行ければ幸せという病気にかかった。その結果、豊かであっても生は衰弱し、夢と冒険の無い社会になってから30年が過ぎてしまった。政府がばらまくお金に、一喜一憂するのではなく、もう一度「自分らしく」 「心豊かに生きる」ということを考え直す必要があるのではないかと思う。
資本主義は自然の搾取を前提としている、搾取によって自然が急激に劣化し多くの資源が枯渇に向かい、その結果、地球環境の劣化は加速し続けている。資本主義の根底が揺らいでいることが、不確実な世界を生み出している原理なのだ。 この半世紀、経済成長とそれに伴う消費意欲の向上こそが人間の幸福の基準だと考えられてきたが、明らかにその原理は否定されるべき状態にある。無論生活に必要な一定額のお金は必要という前提ではある。
ハーバード大学が75年間700人の方々の追跡調査をして、私たちの幸福と健康を高めてくれるのは「よい人間関係である」との結論に至った報告書がある。「よい人間関係」とは、お互いがお互いを必要とし、それを認め、それに感謝し、常に好奇心を持って挑戦する楽しみを創り上げることでもある。
今、我々が進むべきは、世界は混沌としているものの、それに翻弄されるのではなく、我々自身で「よい人間関係」を楽しむという第1歩を踏み出すことなのではないか?
関係性からの脱出が自由ではない、むしろ関係性の中で存分に活躍することの方が自由であり、望まれている。効率や生産性とは正反対の価値観が安堵や笑、懐かしさや温もり、やさしさを生み出すのだ。
沖永良部島の暮らしは東京基準では決して豊かとはいえないかもしれないが、そこには素敵な人間関係を基盤とした優しさや温もりがあり、笑いが溢れている。未来に手渡したい姿がすでにそこにある、それは世界から見れば、憧れの暮らしなのだ。
「よい人間関係」が素敵なコミュニティーをつくり、憧れの島をつくる、そんな連鎖がどんどん拡がって行けば(憧れの連鎖)、世界はもっと笑顔で溢れるのではないのか。そして、そんな小さな一歩が未来の子供たちへの確かなバトンになるのだと思う。
