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一期一縁 ★特別養子縁組家族のキセキ★

~民間の団体を通して特別養子縁組した家族の成長の記録~
2015年10月16日 我が家にシャインちゃんが来てくれました。
2018年3月22日 我が家にタイくんが来てくれました。

シャインちゃん、8歳になりました爆笑拍手






前に、「今年は派手にして欲しい。」と言っていたので、とにかくたくさん風船を膨らましましたハートのバルーン


反応は、少し照れながら、「派手やなぁ知らんぷり」と一言

可愛いやないかキューン



こちらは昨年の写真カメラ雷





この一年で身長がさらに伸びましたおねがい


もともとませていて、同年代の子どもよりママ友とおしゃべりするのが楽しい娘指差し

自分はコナンやびっくりマークって言うてます笑


服装は、シンプルな服が好みになり、黒やベージュを選ぶようになりましたラブラブ



お誕生日プレゼントプレゼント


おばあちゃんから写真のキュロットを買ってもらい


私たちからは、スクーター






従兄弟からは、図書券(本人の希望)とモフサンドの三毛猫ぬいぐるみをもらいました

猫&本屋ハートLOVEです

 


学校は、「楽しくなーい知らんぷり」と言いながらも通っています

特にお友だちとトラブルがあるわけでもないのですが、いろいろと本人は思うところがあるみたいです

スクールカウンセラーに相談しながら様子を見ています



好きな科目は、

国語と道徳


自分の考えを発表するのが楽しいみたいキラキラ



嫌いな科目は、

体育


右手足の力が弱いので、本人が一生懸命頑張ってもなかなかみんなと同じような結果にならず悔しそう

でも、鉄棒は得意で、唯一体育の授業で楽しみにしていますひらめき




只今、学習発表会の準備の真っ最中

今年は、国語の教科書から「お手紙」の発表と、ミッキーマウスマーチを演奏するようですルンルン

鍵盤ハーモニカでまずは練習していたのだけど、右手で弾いているので、みんなと同じスピードについていけなくて本人は嫌みたいで、家のピアノで練習していました


でもね、実際は右手も少しずつ力がついてきて、上手に動かせるようになってきたんですキラキラ


最近、楽器決めがあり、マリンバに希望を出して決まったようです

打楽器は得意で張り切っています気づき


右手足のことで、娘が、「できないちょっと不満ハッ」と言ってくると、

わたしは、「できなくてもいいんじゃないOKニコニコ」と言います

だって、みんなより何倍も頑張っているのは知っているから

そして、できない自分も愛せる人になってほしいからラブラブ

でも、努力は認めてあげたいので、「頑張ってるね。前より動くようになってるやんグッ照れ」と伝えています



何事にも全力投球なので、家では疲れて感情が爆発したりすることもありますが、

最近は自分で気をつけようと意識しているのが分かります

わたしも、焦らずゆっくりじっくりとと自分に言い聞かせています

と言いながらも、イライラして大喧嘩することも多々ありますけどタラー



先日、下校時間にわたしの携帯に突然電話をかけてきて、「何事か!?」と駆けつけると、「一年生の子が派手に転んで痛そうだから送ってあげよう。」と言い、我が家の近くだったのでそのまま車で送ってあげました

近くにいた保護者の携帯を借りたのだそう


また、ある時は突然雨が降ってきて、下校班の6年生の子が傘を持ってなかったので、自分から、「一緒に入ろうあんぐり」と6年生に声をかけて、傘を半分貸してあげたのだそう


我が子ながら、すごい勇気と行動力びっくり


私の前では甘えた娘ですが、外ではしっかりしているようです電球

でも、その分頑張りすぎて疲れてしまうところもあるのかな??



寝る前には、トントンかマッサージがないとまだまだ寝れない娘笑

小さな頃は、寝かしつけがしんどいなーって思ったこともありましたが、いつからかあと何歳まで一緒に寝てくれるのかなって思うようになりましたお願いキラキラ

まだまだ子離れができそうにありませんUMAくん



そして、今日は娘と出会った日新幹線後ろ新幹線前

あの時のドキドキは今でもよーく覚えていますおねがい



大好きな娘へラブレター

8歳おめでとう!

産まれてきてくれて、

わたしたちの家族になってくれてありがとうラブラブ

ここはいつでもあなたの居場所だからね流れ星






























皆さんご無沙汰しております


書きたいことがあるものの、一度離れてしまうとなかなか書くまでの一歩が踏み出せず、ここまで空いてしまいました


子ども達は、二人とも変わらず元気に過ごしています

夏休み、二人とも元気すぎて、でも外は暑すぎて

家の中はわちゃわちゃで、わたしはもうヘトヘト

夏休みは、親にとっては休みなき日々のスタート

でも、まぁお友だちと虫取りをしたり、猫カフェへ行ったり、花火を観たり、プールをしたり、疲れますが夏休みを楽しんでおります




さて、タイトルの通り、タイくんの就学先が決定しましたので、ここに記録しておこうと思います



タイくんは、







特別支援学校






に就学することに決めました‼️





その流れを残しておきます

まあ、あまり参考にはならないと思いますが、興味のある方は読んでくださると嬉しいです


あくまで、わたし個人のケースなので、この考えや決断が正解っていうことを伝えたいのではありません

それぞれの家族にそれぞれの正解があるのだと思っています




タイくんの場合は、2つの選択肢がありました


① 地域の小学校の支援級

② 特別支援学校


まずは、両方の選択肢を考えて動きました




簡単な流れは、


2022年12月 

園長先生と特別支援学校に見学


2023年3月

地域の小学校の支援級を見学


5月

特別支援学校入学説明会に参加


6月

地域の小学校の校長先生、教頭先生、支援級の先生と面談


7月

園長先生、担任の先生、本人と共に特別支援学校の体験入学


7月末に就学先決定



地域の小学校に相談した際、先生方が園にタイくんの様子を見学に行ってくれました

その後、面談で、受け入れる際に気をつけることなど具体的に教えて下さいとのことでした

とても親身に対応してもらい、わたしはいいなーって思ってとても悩みました



そして、その後、特別支援学校の体験入学に参加しました

タイくんは、初めての学校

緊張マックスで、6人グラスの中に入れてもらいました

最初は、自由活動で一人で遊んでいたのですが、後半は、みんなで朝の会みたいなのをして、玉入れゲームをして、最後は音楽室みたいな所に移動して、小学部全員でリトミックをしました

タイくん、集団活動は、カチカチに緊張して手を頭の後ろに隠していたり、リトミックでも途中泣いたりしました

久しぶりにあんなに緊張した姿をみたなと思います

先生方はとても慣れていて、タイくんと程よい距離感で関わってくださって、安心してお任せできました



夫に伝えると、

夫は、特別支援学校がいいんじゃないかと



さぁ、どうする⁉️

(この時はまだまだ悩んでいました)



正直なところは、どちらも通いたい

いいとこ取りしたい

でも、そんなことはできないし



親として、タイくんのどこを伸ばしたいのか⁉️


認知面、社会性⁉️

療育的なサポート⁉️


実際、地域の小学校に通っているママさんにお話を聞かせてもらったりもしました

写真をみせてもらって、Tくんの生き生きした姿を見て、やっぱり地域の子ども達と一緒に通学させてあげたいという思いが膨らみました


でも、次の日には、支援学校で六年間の支援計画を立ててもらって、しっかりタイくんの成長に繋がる支援をしてもらった方がいいんじゃないかと思ったり


地域の小学校に行くことは、親子で頑張って学校に積極的に関わっていくことになるだろうな

それは、タイくんに負担かもしれない

お友だちにも先生方にも配慮をたくさんしてもらわないといけない

わたしの精神的に大丈夫かな




どちらも正解

どちらも良いところがいっぱいあって、物足りないところや不安もある




学校からは、準備があるので7月中にお母さんの気持ちを聞かせてくださいとのことでした




終園式の日に園長先生と面談し、そこでも決めきれず一週間猶予をもらって、とことん悩みました


園長先生は、

「誰かに決められるのではなく、お母さんが納得して自分で決めることがタイくんにとって一番良いから。

いっぱい悩んで決めてください。でも、お返事は今月中ね。」

と言われました



そして、考えて悩んで行き着いた先は、


自分が地域の小学校に行かせたい根っこにある気持ちは何かなと探っていくと、


『タイくんの存在をみんなに知ってほしい。

タイくんのいい所をみんなに知ってほしい。

タイくんと出会って、将来お友だちがもっといろんな人に対して興味を持って関わってほしい。

それが、タイくんのここで暮らすの1つの意義なんじゃないのかな。』


という気持ちでした


はい

エゴなんです❗️

わたしの‼️


タイくんの気持ちなんてそっちのけでした


タイくんが産まれて、我が家にご縁があって、この兵庫県の田舎町に来た意味はなんだろう?

園で、たくさんのお友だちがタイくんをそのまま受け入れて、一緒に過ごすことが当たり前になっていた

これってとてもステキな関係で、貴重な経験だな

そんなみんなとこれからも一緒に当たり前に大人になってほしい

今がずっと続いてほしい


わたしのこの強い気持ちは、タイくんの気持ちをそっちのけにしていたように思います


でも、決して地域の小学校に通われている、身体的、知的に障害のある子どもたちのことを否定しているわけでは無いのです


親として、やっぱり夢や希望ってあります

みんなと一緒に普通に地域の小学校に通わせてやりたい

学校が、しっかり受け入れる体制があれば、お母さんや周りのサポートがしっかりしていれば、そんなに苦労もしなくて入学できることもあります

正直、ケースバイケース


たから、地域の小学校に通われていて、とても楽しく過ごされている方もいると思います



わたしが、特別支援学校に決めた理由は大きく2つあります


うちの場合は、この地域では重心児の受け入れは初めてのケース

園では、教室の一部にマットを敷いてもらい、ずっと一緒にクラスで過ごせました

ありがたかった

「無理です。」って言われたら叶わなかった

でも、小学校になったらまた1から相談してすり合わせていかないといけないです

おまけに勉強も始まる

もしかしたら、1日の大半を支援級で先生とだけで過ごすことになるかもしれない

その可能性があることは考えないといけないこと

実際、どのくらい通級クラスとの交流があるのかはわからない状況でした


2つの目の理由は、

大人になった時のタイくんの居場所を今から作っていきたいと思ったこと

18歳になって自立に向かっていく際、タイくんが周りのサポートを得ながらでも自分で生活できる場所を見つける、もしくは作ってやりたい

私たちもいつまでも元気ではないし、その先を見据えた時、今から準備をしていきたいと思ったからです


とりあえずは、地域の障害者施設やグループホームで働いてみたいと、わたしが思いました

実際、成人したらどんな生活をしているのか、現実を知りたいと思いました

そして、タイくんに合った道を作る準備をしていきたいと思ったのです

その際、地域の小学校へ通うより、特別支援学校の方が情報もたくさんもらえますし、自分の時間も作りやすいかなと思いました


特に、2番目の理由は決断する時に大きなものでした

ある方と話した時、成人になったときの現実を聞いて、考えさせられました

あと、12年後、高校を卒業した先のタイくんの居場所をたくさん候補として見つけてあげたい

私たちが元気なうちに、安心してタイくんが生活できる場所を見つけたい

そう思ったら、12年なんてあっという間だなと思いました





長々と書きましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。


ここまできて、わたしはスッキリと納得して決断できました

後悔はないです

こんなけ悩んで悩みまくったからこそ、出てきた結論でした


わたしのやりたいことも見つかったので、ここに書き残して実行できるように動きたいなと思います




当の本人は、夏休みに不定期のプール講習で、浮き具をつけて、バタバタ手足で25mx4セットを泳げるようになりました

100mも自力で進めるなんて、あなたは人魚なんじゃないかなと思います



従兄弟達とお家プール





陸では、まだまだズリバイですが、大好きなことが見つかって、本人が生き生きしている姿を見れるのはしあわせですね






タイくん、進級しました爆笑拍手





年中の最後の発表会


『11ぴきのねこ』の劇をしました猫しっぽ猫あたま


子どもたちが、このお話を選び、自分たちでセリフも工夫して、準備も子ども主体で進めていました


タイくんは、最初練習の途中で泣き出したりして、本人がしんどそうなら途中だけの参加にしようという話でした泣


でも、練習が進むにつれて流れがわかってきたのか、本番では、最初から最後まで泣かずに参加できましたキラキラ


ねこの役で、お友だちに座位保持イスを押してもらい入場して、そのままお友だちに押してもらい退場あしあと


子どもたちが、どうやったらタイくんも一緒に参加できるのかを考えてくれたみたいラブラブ


みんなと同じようにセリフは言えなくて、演技もできないタイくん

参加できるんかな⁉️

みんなの発表の邪魔にならないかな⁉️って考えることもありました


でも、タイくんちゃんと参加してたおねがい

みんなと一緒で楽しそうだったルンルン


自分の出番以外でも、ちゃんと待てていて、もうただただ感動でしたおねがい気づき


本人の成長はもちろん、お友だちや先生方の温かい思いに涙が出ました泣



雲雲雲



そして、年長さんになり、教室や担任の先生は変わったけど、加配の先生は同じチョキニコニコ

私は一安心びっくりマーク


でも、タイくん最初の2日ほど園に入る時に泣きました泣


今までは、入り口が別のところから入っていたのですが、年長さんの教室はその出入り口からは遠くて、話し合った結果、みんなと同じ入り口から入ることになりましたキラキラ


朝、一緒になったお友だちは、タイくんを見かけると、

「タイくん おはよう。」ってあいさつして駆け寄ってくれます照れ

そして、下足箱の前にくるとたくさんのお友だちが声をかけてくれますハート


このお友だちパワーで、不安そうな顔も吹っ飛びます飛び出すハート


1年で、タイくんクラスの人気者になりましたウシシ


スーパーでも、いろんな子に声をかけてもらいます

他のクラスの子どもも

私が覚えられないぐらいたくさんの子どもとお友だちになりました


目立つのはもちろん、先生が各教室にタイくんを連れてあいさつに回ってくれたりしてるので、みんなに知ってもらえましたキラキラ



虹虹虹



12月に就学の面談があり、

今までは、なんとなく特別支援学校に行くイメージでした。

実際、特別支援学校を見学してとても良かったし、ここかなと思いました。


でも、最近のタイくんとお友だちの関係を見て、正直こころが揺れますもやもやショボーン

地域の子どもたちと一緒に成長できたらいいなという思いが膨らみます電球


園長先生、療育の先生方、相談員さん、先輩ママ。

たくさんの人に話を聞いてもらって、日々気持ちは行ったり来たり左矢印右矢印


タイくんにとってベストってなんなんだうなー!?

言葉が出てたら、もう少しタイくんの気持ちが分かるのになー!?




桜桜桜



タイくんは、5歳にしてズリバイを習得しましたグッ照れ

もう回転移動を極めていたので、スリバイはしないかなと諦めていたら、突然、右足と左手を使って進み始めたびっくり





タイくんの見れないと思っていたズリバイが見られて素敵なサプライズでしたキューン