皆さんご無沙汰しております
書きたいことがあるものの、一度離れてしまうとなかなか書くまでの一歩が踏み出せず、ここまで空いてしまいました
子ども達は、二人とも変わらず元気に過ごしています
夏休み、二人とも元気すぎて、でも外は暑すぎて
家の中はわちゃわちゃで、わたしはもうヘトヘト
夏休みは、親にとっては休みなき日々のスタート
でも、まぁお友だちと虫取りをしたり、猫カフェへ行ったり、花火を観たり、プールをしたり、疲れますが夏休みを楽しんでおります
さて、タイトルの通り、タイくんの就学先が決定しましたので、ここに記録しておこうと思います
タイくんは、
特別支援学校
に就学することに決めました‼️
その流れを残しておきます
まあ、あまり参考にはならないと思いますが、興味のある方は読んでくださると嬉しいです
あくまで、わたし個人のケースなので、この考えや決断が正解っていうことを伝えたいのではありません
それぞれの家族にそれぞれの正解があるのだと思っています
タイくんの場合は、2つの選択肢がありました
① 地域の小学校の支援級
② 特別支援学校
まずは、両方の選択肢を考えて動きました
簡単な流れは、
2022年12月
園長先生と特別支援学校に見学
2023年3月
地域の小学校の支援級を見学
5月
特別支援学校入学説明会に参加
6月
地域の小学校の校長先生、教頭先生、支援級の先生と面談
7月
園長先生、担任の先生、本人と共に特別支援学校の体験入学
7月末に就学先決定
地域の小学校に相談した際、先生方が園にタイくんの様子を見学に行ってくれました
その後、面談で、受け入れる際に気をつけることなど具体的に教えて下さいとのことでした
とても親身に対応してもらい、わたしはいいなーって思ってとても悩みました
そして、その後、特別支援学校の体験入学に参加しました
タイくんは、初めての学校
緊張マックスで、6人グラスの中に入れてもらいました
最初は、自由活動で一人で遊んでいたのですが、後半は、みんなで朝の会みたいなのをして、玉入れゲームをして、最後は音楽室みたいな所に移動して、小学部全員でリトミックをしました
タイくん、集団活動は、カチカチに緊張して手を頭の後ろに隠していたり、リトミックでも途中泣いたりしました
久しぶりにあんなに緊張した姿をみたなと思います
先生方はとても慣れていて、タイくんと程よい距離感で関わってくださって、安心してお任せできました
夫に伝えると、
夫は、特別支援学校がいいんじゃないかと
さぁ、どうする⁉️
(この時はまだまだ悩んでいました)
正直なところは、どちらも通いたい
いいとこ取りしたい
でも、そんなことはできないし
親として、タイくんのどこを伸ばしたいのか⁉️
認知面、社会性⁉️
療育的なサポート⁉️
実際、地域の小学校に通っているママさんにお話を聞かせてもらったりもしました
写真をみせてもらって、Tくんの生き生きした姿を見て、やっぱり地域の子ども達と一緒に通学させてあげたいという思いが膨らみました
でも、次の日には、支援学校で六年間の支援計画を立ててもらって、しっかりタイくんの成長に繋がる支援をしてもらった方がいいんじゃないかと思ったり
地域の小学校に行くことは、親子で頑張って学校に積極的に関わっていくことになるだろうな
それは、タイくんに負担かもしれない
お友だちにも先生方にも配慮をたくさんしてもらわないといけない
わたしの精神的に大丈夫かな
どちらも正解
どちらも良いところがいっぱいあって、物足りないところや不安もある
学校からは、準備があるので7月中にお母さんの気持ちを聞かせてくださいとのことでした
終園式の日に園長先生と面談し、そこでも決めきれず一週間猶予をもらって、とことん悩みました
園長先生は、
「誰かに決められるのではなく、お母さんが納得して自分で決めることがタイくんにとって一番良いから。
いっぱい悩んで決めてください。でも、お返事は今月中ね。」
と言われました
そして、考えて悩んで行き着いた先は、
自分が地域の小学校に行かせたい根っこにある気持ちは何かなと探っていくと、
『タイくんの存在をみんなに知ってほしい。
タイくんのいい所をみんなに知ってほしい。
タイくんと出会って、将来お友だちがもっといろんな人に対して興味を持って関わってほしい。
それが、タイくんのここで暮らすの1つの意義なんじゃないのかな。』
という気持ちでした
はい
エゴなんです❗️
わたしの‼️
タイくんの気持ちなんてそっちのけでした
タイくんが産まれて、我が家にご縁があって、この兵庫県の田舎町に来た意味はなんだろう?
園で、たくさんのお友だちがタイくんをそのまま受け入れて、一緒に過ごすことが当たり前になっていた
これってとてもステキな関係で、貴重な経験だな
そんなみんなとこれからも一緒に当たり前に大人になってほしい
今がずっと続いてほしい
わたしのこの強い気持ちは、タイくんの気持ちをそっちのけにしていたように思います
でも、決して地域の小学校に通われている、身体的、知的に障害のある子どもたちのことを否定しているわけでは無いのです
親として、やっぱり夢や希望ってあります
みんなと一緒に普通に地域の小学校に通わせてやりたい
学校が、しっかり受け入れる体制があれば、お母さんや周りのサポートがしっかりしていれば、そんなに苦労もしなくて入学できることもあります
正直、ケースバイケース
たから、地域の小学校に通われていて、とても楽しく過ごされている方もいると思います
わたしが、特別支援学校に決めた理由は大きく2つあります
うちの場合は、この地域では重心児の受け入れは初めてのケース
園では、教室の一部にマットを敷いてもらい、ずっと一緒にクラスで過ごせました
ありがたかった
「無理です。」って言われたら叶わなかった
でも、小学校になったらまた1から相談してすり合わせていかないといけないです
おまけに勉強も始まる
もしかしたら、1日の大半を支援級で先生とだけで過ごすことになるかもしれない
その可能性があることは考えないといけないこと
実際、どのくらい通級クラスとの交流があるのかはわからない状況でした
2つの目の理由は、
大人になった時のタイくんの居場所を今から作っていきたいと思ったこと
18歳になって自立に向かっていく際、タイくんが周りのサポートを得ながらでも自分で生活できる場所を見つける、もしくは作ってやりたい
私たちもいつまでも元気ではないし、その先を見据えた時、今から準備をしていきたいと思ったからです
とりあえずは、地域の障害者施設やグループホームで働いてみたいと、わたしが思いました
実際、成人したらどんな生活をしているのか、現実を知りたいと思いました
そして、タイくんに合った道を作る準備をしていきたいと思ったのです
その際、地域の小学校へ通うより、特別支援学校の方が情報もたくさんもらえますし、自分の時間も作りやすいかなと思いました
特に、2番目の理由は決断する時に大きなものでした
ある方と話した時、成人になったときの現実を聞いて、考えさせられました
あと、12年後、高校を卒業した先のタイくんの居場所をたくさん候補として見つけてあげたい
私たちが元気なうちに、安心してタイくんが生活できる場所を見つけたい
そう思ったら、12年なんてあっという間だなと思いました
長々と書きましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。
ここまできて、わたしはスッキリと納得して決断できました
後悔はないです
こんなけ悩んで悩みまくったからこそ、出てきた結論でした
わたしのやりたいことも見つかったので、ここに書き残して実行できるように動きたいなと思います
当の本人は、夏休みに不定期のプール講習で、浮き具をつけて、バタバタ手足で25mx4セットを泳げるようになりました
100mも自力で進めるなんて、あなたは人魚なんじゃないかなと思います
従兄弟達とお家プール
陸では、まだまだズリバイですが、大好きなことが見つかって、本人が生き生きしている姿を見れるのはしあわせですね