サザンオールスターズ「みんなのうた」が
気になったのは8月の事でした。
日本のお盆前
1988年6月のリリース。
サザンにとってデビュー10周年の曲で
昭和最後のシングル曲
(昭和は1989年まででした)
↑この動画はライブ映像で
「みんなのうた」が始まるのは一分半位からです。
桑田さんがお客さんやスタッフに
「みんな!ありがとう!」を歌ってる。
それが「みんなのうた」の中に溶けている感じがして
この動画好き~
すごい人の数。人の波。
海じゃないのに会場が海みたい!
あ~!
このありがとうの部分、歌だったらしい。
それもライブ限定の歌!
ファンの中では「約束」と呼ばれてるらしい。
これ読んで知りました。
ここに書かれてる
「みんなのうた」の話も
素晴らしい~
あの日から何度目の夏が来ただろう
出逢ったり別れたり繰り返し
懐かしい友の顔 忘れ得ぬ姿
ここにいる幸せを噛みしめて
命の重さ見つめて
遠い悲しみの果てに
涙の数だけ人は
強くなれるのかもしれない
美しい思い出も大切だけど
人生はこれからを夢見ることさ
愛する人よ
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以下、私にとっての
「みんなのうた」の話です。
何故この歌に出会ったかというと
「男の子」って何だろう?と思ってたのです。
すると「ドラゴンボール」の悟空が浮かびました。
(夏前ドラゴンボールの事ばっかり考えてました)
たまたま上がってきた動画で目にした
桑田さんは孫悟空にみえた。
特に若い頃の映像なんて
悟空そのもの
特に「みんなのうた」にすごく惹かれました。
みんなで空高く舞い上がれ
やがて誰の心にも
虹のカーニバル
この胸に抱いてた
密やかな悲しみさえ
遠い夏の町並みはblue
桑田さんは国民的スターだけど
高い所から慈悲の雨を上から降らせて
あなたたちを清めてあげましょ~
(教祖?)みたいな感じじゃなくて。
客席にいるお客さんの心も
一緒に舞う。
皆一人一人が胸にもってる疼く痛みやblueを
感じながらも(ここ昭和っぽい!)
だけど前を向いていこう!
星をみつけようぜ!みたいな
優しい、でも弾んだ、
言葉ではない励ましを
この歌からものすごく感じる。
ユーミンだったら、それは
「まなざしが肩を抱く」で
しっとりしてるのだけど。
桑田さんのは
明るいお経みたいだ!!
なにしろバンド名が
南の全ての星達ですからね!
七福神様たちみたい~
なんか昔の傷も癒えていく
成仏する感じがするのです。
この歌を歌ってると。
みんなで声あわせ
飛んで行け
やがて雲の切れ間から
風のハーモニー
みんなで空高く舞い上がれ
やがて誰の心にも
虹のカーニバル
虹のカーニバルとか
風のハーモニーとか
意味はよく分からない~
ただ気持ちがいい
意味はよく分からなくても
私はお坊さんのお経の音って
気持ち良かったです。
人生ホント色々あるけど、
過ぎた事にくよくよしてそこばっかり掘り返さず
「これから」を見ていきたいですね。
いつの日かこの場所で
会えるなら、やりなおそう
忘れかけた真夏の恋人はYOU
熱い波がまた揺れる
この歌には「希望」という言葉はないのに
なぜか「希望」を感じる。
そして古い昭和の歌が流れてくる。
上を向いて歩こう!とか
明日がある~
明日がある!明日があるさって
桑田さんの歌を聴くと
昭和歌謡が出てくる~
韓国はお盆直前です。
そのせいなのか
この歌が気になります
ありがとうございました