2004年の日本映画「いま会いにゆきます」の主題歌になった

「花」という歌は以前から知っていたけれど

 

 

 

 

 

 

こちらそれについて書いたブログ記事↓

 

 

 

 

 オレンジレンジというバンドに関しては

 知っている事はほぼ無くて

 歌の事を知る過程で、一緒に色んな事を知った。

 

 

 

 

 

メジャーブレイクのきっかけになった曲

「上海ハニー」も知らなかった。

 

こちらを「夏歌」の代表曲とする人も多いそう。

 

 

 

すごい~ 

高校生の時の沖縄での地元ライブで

デビュー前に800人動員!

人気ものだね~!

 

 

 

 

 

 

 

その中で「ロコローション盗作問題」を知った。

 

 

 

 

 

この歌は2004年にオレンジレンジが

紅白で歌唱した歌。

 

 

 

歌が出た当初は、

作詞作曲オレンジレンジとなっていたが

紅白で歌う頃には

クレジットが変わっていた。

 

「ロコモーション」の盗作であるとの

指摘に対し、そうなったらしい。

 

 

 

 

彼らの歌は、既存の歌に類似した曲が多いと。

パクリ問題ですね。

 

 

 

 

この件に関して

オレンジレンジのNAOTOさんが

フリーライター宮本英夫さんの質問に答えてる。

音楽雑誌『bounce』第250号(2003年12月25日)

 

 

 

 

聴いてて気持ちいいものは、

自分たちがやっても気持ちいい。

それを採り入れたら

もっと気持ちいい曲ができるから、

聴いてる人もきっと気持ちいいだろうと。

 

 

 

だから、

いいものは参考にしてやったほうが、

とっつきやすいし、

いろんな人が聴けるし。

 

 

 

たとえばこのメンバーの中に、

本物の、めちゃくちゃロックが

好きな人はいないんですよ。

 

 

 

〈ロックに詳しいぜ〉とか、

〈ファンクに詳しいぜ〉とか、

そういう人は1人もいないから、

自然にそうなってます。

 

 

 

もともと音楽は

あとからついてきたバンドだから、

みんな手探りで、

〈じゃあ、これとこれとこれを足そう〉とかやってる。

とりあえず全部に触れておいて、

参考にできるものは全部参考にしようと。

 

オレたちの中の合言葉は

〈パクろうぜ!〉です笑

まずはカバーするんですよ。

で、ここをわかんないようにしようとか、

ここ使ったらバレるだろ、とか話し合う笑

 (Wikipediaより)

 

 

 

 

と、NAOTOさんたら

火に油を注ぎそうな対応をしているのですが笑

インタビュアーの宮本さんが

 

 

 

 

マジかジョークかはともかく、そこに

ネガティヴな要素を全く感じないのが

何だか新しい

 

 

 

思うに、愛情に満ちた模倣

誤解の限りない積み重ねが

ロックという音楽である、

とも言えるわけで、

考えようによってはサンプリング思考である。

 

 

とのことです。

まさに!

爆  笑

ホントにそんな感じ。

 

 

気持ちいい音を追求してたら

あれ?誰かの曲に激似だった、、

誰かにとっての気持ちいいは

他の人にとっても気持ちいいよな~

垣根がない感じを強く受けます。

 

 

 

 

 

だからって著作権のあるものを

パクって良し!ではなくて。

感覚の世界と現実世界のすり合わせが大事ですね。

 

 

 

 

 

気になったのはNAOTOさんの言葉。

もともと音楽は

後からついてきたバンドだから、、

 

 

 

 

バンドなのに、、音楽が後って、

どゆこと?

音楽が先じゃないの?爆  笑

 

 

 

 

ミュージシャンですから!とか

アーティストですから!

という方々と比べると。。

 

 

 

いや、俺らの中に

本物のロック好きなんていないし、

 

 

 

って、さらっと言う辺りに

不思議な謙虚さすら感じる爆  笑

 

 

 

 

本物のロック好きを自称してしまうと、、

「〇〇でなければならない」が増えます。

縛りが多くなってしまったり

選択肢が減ってしまう事がある。

 

 

 

 

「こだわり」は大切。

だけど「しばり」になると、

ちょっと飛びにくいね。

何のために縛り始めたのか、

何がしたくてそうするのかを

再考しても良いかもしれない。

 

 

 

 

 

 

「椅子に座った」姿勢で

お茶を頂くスタイルは元々の茶道にはなかった。

江戸時代は畳の部屋しかなかったし

正座が普通だったから。

 

 

 

 

でも裏千家は、明治時代に

「立礼」というお点前のスタイルをつくった。

生活が洋式化していくのに対応したものだ。

 

 

 

 

 

だからエリザベス女王が来日した時も

お茶室に入るために靴を脱がせることなく

お茶を楽しんで頂けた。

 

 

 

何百年も続いた伝統でさえも

その時流に合わせて調節していける良き実例だと思う。

 

 

 

 

いいものは

どんどん取り入れていこう!

そうやって生き延びていこう!!

それが出来る人が歌の世界でも強く生き残っている。

 

 

ボカロを歌ってる小林幸子さん

 

 

ヨナヨナdanceの和田アキ子さん

 

 

 

大御所であることに

立ち止まらない大物たち!

 

 

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また、この曲「花」って、耳にすーっと届く。

 

 

 

㎹動画みると立派な歌手様というより

近所のコンビニで働いてるようなお兄さん達が

低く高く声を合わせて弾んでる。

って感じで親しみが湧く。

 

 

 

 

彼らの歌う花は

手の届かない高嶺の花というより、、、

 

 

 

 

彼らの出身地の暑い地域に咲いているような

目の高さに咲くオレンジや濃いピンクの

沢山咲いて散って、でもまた次々に咲いてくる

生命力の強い南国の花のような気がします。

 

 

 

 

花びらは薄く柔らかなのに

雨に打たれても負けない

ブーゲンビリアやハイビスカスのような。

 

 

 

 

宇宙から見たら、人の命って

こんな風に儚く短いのもと思えます。

生まれ育ち萎んで散って落ちていく。

 

 

だけど既に次の新しい蕾が育ってて

その命は途切れる事がないと。

 

 

 

 

 

花びらのように散っていく事

この世界ですべて受け入れてゆこう。

君が僕に残したもの

いまという現実の宝物

だから僕は精一杯生きて

花になろう。

 

 

 

 

 

か弱いかもしれないけれど

いじらしく愛おしく美しい花。

それが人なのかもしれません。

 

 

 

 

 

ここまで書いていて、もしや

「うつくしい」の語源は

「うつつ(現)」なのだろうか?と。

 

 

調べてみるとそういう説がありました。

(諸説あり)

 

 

うつつ(現) くしい(不思議、奇しくも)

 

「うつ くしい」とは元来、
「こんな巡り合わせがある!なんと不思議」

 

 

 

だったのかもしれません。

(漢字の美は後の当て字であり、万葉集では

 音で宇都久志などと表記されたようです)

 

 

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「花」の歌ってたくさんあります。

 

 

キンキのフラワー

 

 

「花は咲く」

 

 

 

滝廉太郎の花

 

 

石嶺聡子の花

 

 

 

あなたは、どんな花ですか?

 

私は元気で大きな花です!

 

 

 

ありがとうございました。照れ