月曜のNHKドキュメンタリーを見た後、「雪印の不買運動を」との感情が走った。
でも毎日の様に食べている雪印のヨーグルトもチーズも「今後、一切買わない」と本当に約束できるか。
そもそも、そんな行動は私の中でモヤっている本質の解決とは違う。
その内容とは
2002年、国民の食の安全と信頼を守る為に食肉偽装を内部告発した「西宮冷蔵」社長・水谷洋一さん。
その後、取り引き先は次々と去り、国からも「告発するまでは偽装を黙認していたと」の理由で休業処分を受け、経営危機に。
経済的理由で高校進学をあきらめた娘は、心を病み重い障害を負い、洋一氏が介護をする事となり、息子さん(大学は授業料が払えなくなった為、中退)が社長に代って再建へ奔走する中、
今度は輸入検査が終わっていない中国産野菜の密輸を拒否した為、再度、経営困難に・・ 。
こうした「正直者が馬鹿を見る」という大人社会の現実を純粋で多感な子ども達はどの様に解釈するでしょうか?
「倫理感より不正をしてでも利己主義的に生きる方が良い」という考え方を植え付けてしまうのではないか?
そうした意識が虐め問題や不登校問題などにも繋がっている様に感じてしまうのは飛躍しすぎでようか?
本来なら国民を守る為に告発した業者が廃業しない様に国は救済すべきではないのでしょうか?
それは食の安全を守る社会の為だけでなく倫理感のある日本社会を保つ為にも必要な事と思っています。
そして、雪印メグミルクは行動規範に照らしコンプライアンス遵守やCSR活動の一環として告発者の救済は出来ないのでしょうか?
関係者や消費者に対して向合う声明を雪印メグミルクから示されたら、
その真摯な姿勢から美味しい雪印の乳製品を安心して食べ快適で楽しい日々を送れるのになぁ~と妄想して期待しています。
PS; 別途、雪印メグミルクにも「西宮冷蔵の救済について」質問と意見を送っています。
影口は嫌いなので(^^♪
最後までお読みいただき頂き有難うございました
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