昨日は、今年のランキング間違いなく第1位に輝く超楽しい一日でした。
なんと、憧れのムーさんに初お目見え。
そして。
私のブログを読んでくださっていて、憶えていてくれはったんです♡
「あんたどこかで見たことあるなあ〜」
「ブログしてる?キスミー? ああ!!あれかあ!!!看護師さんかあ!!」
「見憶えあるわあ! このお餅みたいな顔!!!」
お餅って。。。
それでも私は嬉しくて。
ブログをしていて本当に良かった〜と思いました。
昨日参加したのは新たに開墾したムー農園のお手伝いです。
お手伝いと言っても、開墾や農法やムー理論を学ばせていただく貴重な場。
使われなくなって何十年?の棚田を開墾して活かしていこうとされています。
ここで苗木を育てて3年株にして、就農者にわけていく試み。
真ん中のところにはいずれ落葉樹を植える予定だそうです。
一部は小川から水を引いて清流が必要な植物を育てる。
そして水の中で生きる生き物も寄ってきて仲良く共生する予定。
人間の都合で植えたいものをただ植えるのではなく、地の利を生かして適したものを配置する。
なおかつ、農家の人の苦労が少なくなることを主眼におく。
私も植樹させて頂いたので、記念撮影♡
自然なことは、理に適うこと。
ここの棚田は何十年も放置されており、その間にいろんな植物が共生していて
土の中には虫がたくさんいて、ホコホコしてて、
とってもいい土でした。
断面図
笹や木の根っこが入り組んでいて、保水力もあり水はけも良い。
この土を作り上げた一番の決め手は、時間だったのではないかと思いました。
何もしない時間。
ただ自然の中で、種が風に乗って飛んできて、草が生えて虫を呼び、糞を分解して、種がこぼれ落ちて。
ただ人間が何もしない時間。
本来の力を取り戻すには、何もしないことが一番大切なのかなと。
ふと私は先週末のお仕事の場面を思い出しました。
ターミナル期の患者さんのご家族に対して、人がどんな風に亡くなっていくのかを説明させて頂いていた時のこと。
100才近いその患者さんはほとんど病院にかからずに過ごされており、最期に及んでも多くの治療を必要としなかった。
余計なことをしていないその方は、最期の段階においても生命力に溢れて力強く、命を全うされようとしていました。
治療が最善ではなく、経過をみることの方が大切なことってあるのだと感じた。
でも私たちは恐れから、つい過剰な治療を求めてしまうのかもしれません。
私は30年くらい看護師をしていて、ひたすら命を見てきました。
目を逸らしたいことがあったり、無力だと肩を落としたことも何度もあったけど。
やっぱり見ずにはいられなかった。
今は協生農法を通じて自然を見つめているけど、それは医療現場で命を見つめることに似ているなと思います。
ただ見ることしか今は出来ないかもしれないけど、
ただひたすら見つめていく。
そんな役割ももしかしたらあるのかもしれない。
そんなようなことを、帰りの車の中で運転しつつ考えました。
あくまで、私自身が見て感じたことですので
協生農法について詳しく知りたい方はこちらをどうぞご覧くださいね。→野人エッセイす
畑を見ながら猪肉カレー♡
おかわりし放題でしたよ。