台風の中、自宅で考えたことを書きます。キスミーナースです。
ちょっとだけ持ち物の整理をしていて、自分の宝物をじっくり見てみました。
ひとつひとつ手に持ってみると、ぬくもりと安心感を感じました。物は何も言わないけれど、ほっこりと伝わってきます。
物を大切にしている人は、自分の人生を丁寧に生きておられる方だと思います。
なぜなら、物にも人の心が宿っていると無意識に信じているからです。
たとえば、K子先生が陶芸教室(もうプロになってもいいと思いますが)で作ったニンニクおろし器は、無駄のない曲線が丁寧に丁寧に作られており、見るだけで、触れるだけで、K子先生の人柄を感じることができます。
楽しかった想い出もよみがえり、私を幸せな気持ちにしてくれます。
ラジュネスの山下先生の企画製作のポーチには、使う人への強烈なメッセージが感じ取れます。
「美しく、たおやかで、強い女性として生きていく」
上質でやわらかな手触りはこだわり。それも相手のことを思いやるこだわりがあるので、こんなに多くの人の心に響くのではないでしょうか。
不安な気持ちでいるとき、冗談で「しょうがないなあ、おこづかいあげるよ!!これね!」
友人から渡されたピカピカの五円玉は、お守りのように私を勇気づけてくれます。
人からみたら何のへんてつもない五円玉ですが、今でも私にエールを送り続けてくれる。
見た目は物だけど、心を受け取ったのだと思います。
もしも、物なんて単なる物質だとしか感じられなければ、人の心も受け取れないのではないでしょうか。
要らないものに囲まれると気持ちは荒んでいきますし、荒んだ心で物にやつあたりするなんて、低い波動満載で澱んだ空気に支配されていますよね。
そんなときには笑顔もなく、人の優しさにも気づけないのではないでしょうか。
だから、物を大切にする心は大切。
「美は細部に宿る」
最近多忙を理由にお部屋が若干荒れ気味ですが。。。
もう一度断捨離をしようかな。