ワンフェスで私が販売した鬼灯様のガレキを組むお話、第二弾です。
このやり方じゃないと、鬼灯様は完成しません、って事ではなくて、私なりのやり方を参考までに・・・って感じです。
正直、ガレキの知識はそんなに無いです、ネットでかき集めて情報やTwitterで頂いたアドバイスを、自分なりに解釈しておりますので、このブログを見て「こうした方が良いよ」「それは違うよ」みたいなのがコメントいただけると助かりますm(__)m
今回は、「軸打ち」という作業をします。パーツとパーツのつなぎ合わせる部分に真鍮などの針金を仕込む作業です。
ガレキの場合、基本嵌合部分が位置合わせ程度の凹凸だけだったりするので、軸打ちすることでしっかり接合することができるわけです。
私の鬼灯様の場合、それなりにパーツ同士をホールドできるくらいの凹凸がありますし、家で飾るだけなら瞬間接着剤だけでもなんとかなるんじゃね??とも思うのですが、全体にボリュームがあるので、やっぱり軸うちはしておいた方が安心です。
ではでは、軸打ち始めましょう。
・・・・って、苦手なんですよ(TT)
頑張るんで、応援してください。
今回用意したのは1.5mmと、2mmの真鍮線。全体にボリュームがあるので、しっかり支えてもらえるよう太めで丈夫なものをチョイスしました。
上半身と左袖のつなぎ目から作業します。まず、位置を決めるために、水彩絵の具をちょんっと、つまようじで着けます。
で、袖をぎゅっとはめこみます。
で、再び、袖を外すと、袖側にも絵具が。
これで、位置は決まりました。後は、この絵具の部分に真鍮線を刺します。
ここでは1.5mmの真鍮線を使うので、1.5mmの穴が開くピンバイスで穴をあけて、真鍮線を差し込みます。
で、上半身側も穴をあけて、差し込みます・・・。よし、成功!!
この作業をほかのパーツでもやっていきます。反対側の袖も、同様に・・・
はい~!!!はまりません!!!!
位置は、あってるはずなので・・・、こういう事なんでしょうねぇ・・・・(^^;
アルミの針金など軟らかい素材なら、これでも強引に行けるんですけど。
小さい物とかは、軟らかい針金で行っちゃうんですが、今回は真鍮、ちょっとこの手は使えません・・・。
なので、ピンバイスの径を少し太いものに変えて、穴を広げます!!ぐりぐりぐり・・・
すると、何とか、刺さるようになります。
はい!!はまりました!!!良かった~!!
当然、穴を大きくした方は、真鍮線がゆるゆるなので、あとで隙間を埋めるようにゼリー状瞬間接着剤とかを充填しておきます。
まぁ、こんな感じで進めていきます。
あ、左足と右足部分は、しっかりとした嵌合タボがなく、位置合わせ程度の凹凸しかないので、軸打ち必須です!!!
帯と、着物の後ろパーツを貫通させて、左足を通って、右足に真鍮線が通るようにすると強度も保てると思います!!。
まぁ、これは理想です(^^;
結局まっすぐ穴をあけることが出来なくて、帯~左足と、右足~上半身の二か所に真鍮線を通すことになりましたorz
あと、細かいパーツはあんまり穴をあけすぎると貫通したりする恐れがあるので、むりに軸打ちしなくてもいいんじゃないかなぁ…???帯締め、貫通させちゃったよ・・・・
穴を貫通させちゃったら、気泡埋めと同じ要領で対応しましょう・・・。
ゼリー状の瞬間接着剤を充填して、削りカスとかを詰め込みます!あとは表面を均すだけ~。
あ、鬼灯様は今のところ気泡とか見てないですね。さすが業者さん複製!!
私が自分で複製したら、多少は気泡が残ります。
私のガレキに限らず、ガレキはこういう気泡やバリがあっても、それは不良品じゃなくてそういうものだと思って寛容に処理してくださいね・・・・。
そんなこんなで、何とか一通り軸打ちも出来ました!!
次回からは、いよいよ塗りです!!!