日本の三大怨霊と呼ばれるのは 崇徳天皇 平将門 菅原道真ですが

その三方より先に 怨霊になられた天皇がいたのです。

その天皇がお祀りされてる神社。

🤔ここ お参りしないといけないなぁ。







上御霊神社



日本書紀に 初めて怨霊と言う言葉が出て来たのが ここにお祀りされてる早良親王


桓武天皇が 長岡京に遷都を計画します。

この長岡は 桓武天皇が頼りにした藤原種継の地盤だった事もあり その遷都の中心になっていたのですが

この種継が突然暗殺されてしまいます。


それに激怒した桓武天皇は その嫌疑があるもの数十名を直ちに処刑したのですが

その中に 早良親王の側近もいた事から 早良親王にも連座責任があると 廃太子となり 幽閉の後に淡路島に流される事になりました。


早良親王は断食をして身の潔白を訴えましたが

それも聞き入れられず 淡路島に送られる途中で

お隠れになられたそうです。


桓武天皇は 平城京で力を持ちすぎた 仏教勢力を遠ざける意味でも 長岡京に移る事を望んでいたのですが

早良親王は 父の光仁天皇が天皇に即位し桓武天皇に譲位されるまで 東大寺に出家しており親王禅師と呼ばれて 南都寺院に大きな力を持っていたと言われています。

その仏教勢力と組んで 長岡京の遷都を阻止したのでは無いか?と思われた。


それでも、早良親王は 桓武天皇の実の弟ですからね。


↑ここで 書いた 他戸親王も兄弟でしたが

早良親王は 他戸親王と違い 母も一緒なんです。


桓武天皇は 皇太子(次の天皇)に 弟ではなく

自分の直系の皇子を天皇にしたかったのではないか?とも言われている。




さて、絶食をして10日後にお亡くなりになった早良親王ですが

一説には、桓武天皇の命で食事を与えられなかったと言う説もあり


どちらにしても、壮絶な死を迎えたのです。

早良親王のご遺体は 京の都に帰る事なく 淡路島に運ばれて埋葬されました。


早良親王がお隠れになった後 京都では次々と異変が起こります。

まずは 早良親王が廃太子になった後に 皇太子になった 桓武天皇の皇子(安殿親王)が 病に侵されたのを皮切りに

桓武天皇の妃や実母が次々にお亡くなりなり

それだけではく

川の氾濫も各地で起こり 疫病も蔓延。

極め付けは 富士山の噴火

これは、もう早良親王の祟りと言う他にない!

と 慌てて桓武天皇は 鎮魂の為にいろんな事をしたその中の一つが この御霊神社の建立。



失意の中でお亡くなりなった 早良親王に

桓武天皇は 崇道天皇の名前を追諡した。

(天皇の皇子のうち 即位しないで 天皇の諡が着いたのは 早良親王だけ)


怨霊(祟り)についてだけど、偶然かもしれないし

本当に 怨念が引き起こした事件かもしれないし

私としては どちらも否定してないんですよ。

スピを否定してはいるんですけど でも 全くそれは無いのか?と言ったら そうでもないのかな。


前にアメリカの脳外科の医師が 意識は身体の外にあり それを脳が受け取ってると言う論文があったと言うのを書いたけど

その意識を魂と置き換えると 例えば 生き霊とか気配を感じるとかも 辻褄合うと思うんだよね。


肉体が滅びても 強い未練や悔しい気持ちを残した時に そこに留まって何かしたいと思うのは必然だと思うし。

(まして、霊力が強い天照大神からの直系なら そこに普通の人では出来ない能力も あったかもしれない)


あの時代 パソコンとか無かったのに それを壊せるはず 無いだろう!と言われたけど

例えば まだ小さい子供 パソコンの使い方原理知らなくても 壊せるよね?

直す事は出来ないけど、壊すのなんて 知らなくても出来るがなw


そして、電気製品を壊す事が出来るって言うのも

ぶっちゃけ 中学レベルの理科の授業聞いてたら

わかるはずだけど あらゆる物体は ざっくり書くともともと原子分子があって その分子は振動して、そこには電気が(イオン)として飛び回ってると

習ったよね?自分の身体もそうだし 一見硬そうに見える鉄の塊だってそう。


例えば 今 このブログを読んでくれてる方も

この画面をみて 認識するのでさえ 電気信号なんだよ。




桓武天皇

そもそも 譲位された父君の光仁天皇は 後継者順位が下で 母親も百済人で 元々は天皇になれるはずが無かったのだが 兄弟を追い落とし 

平安京を作った天皇。



桓武天皇に限らず 教科書に載ってる天皇って いろいろ問題あるんだよね💦

むしろ、名前が出てこない天皇の時の方が 世の中は安定してる事が多いのよ。。。




日本では、近代になって そうでない方も神としてお祭りする事があるけど

その昔は そうした無念の死を遂げた方々をお祀りする事が多かった。

今までの 自然崇拝に怨霊信仰が合わさったのだが

これは、その霊を慰めて その力をむしろ護る力にしていただこうと言う考え方。

キチンと敬意を払って お参りすれば 味方になっていただけると言う。


ある方が仰ってたけど、自分のミスをもしも大事な子供がそれをやって 同じミスをしそうなときは 全力で止めようとするでしょ?

負けたからこそ、その失敗を止めてくれようとする力があるんだと言うのを聞いて めちゃくちゃ腑に落ちたんだよね。





にほんブログ村">にほんブログ村 旅行ブログへ

にほんブログ村