東京都の強化合宿&関東ユース2戦練習会を
1月19.20日の2日間、野沢温泉カンダハーコースで行い、コーチとして参加させていただきました。

野沢温泉スキー場カンダハーコースは来年から11年間、全国中学スキー大会を行う場所で、
これまでも全中に限らず、インターハイ、インカレ、国体、全日本選手権、ファーイースカップなどの大きな大会を行ってきて、どの世代でも必ず滑ったことがある世界への登竜門になるコースです。
私も何度も滑ってきました。
滑りすぎてどこにどうセットが立つかわかりますし、イメージもすぐに頭の中でできるくらいです。

1日目はGSトレーニング。
2日目はSL&パラレルスラロームトレーニング。

3グループに班分けしてカンダハーコースの東コースと西コースのいろいろな斜面でトレーニングしました。

カンダハーコースに慣れて、このコースを征すれば日本のトップへ行けると言っても過言でないコースなので、
まず選手たちに肌や足元で感じてもらうためにノーストックでゲートトレーニングを積んだり、
コース戦略を主に伝えさせて頂きました。

また自分がどうやって滑りたいか決めてスタートし、ゴールしたときにそれがどれくらいできたかを話しながら取り組みました。
自分で分析することでその日の取り組みを実りあるものに自分たちが出来るように、
頭の中にしっかり落とし込むためにコミュニケーションとりながらやらせて頂きました。

普段いつも見ている選手たちというわけではないので、このような合宿ではジャンプアップするためのビタミン注射のようなものにしてほしいと思っていて、
それぞれが自分のベースに帰った時に良い滑りが出来ているためには、その細かなスキルよりも主にコースの戦略、セットの攻略、タイムを出し方、そして選手自らが成長するための時間になるようにコーチングさせて頂きました。

また目標設定の仕方も細かなことを伝えました。
今回の合宿で行った目標設定を日々繰り返すことで、一つ一つの成長の証となり自信になります。
やるかやらないかは選手次第です。

自らが考えて成長しようとする。
成長を表現しようとする。
そのしようとするという行為がものすごく大事で、リザルトだって、勝とうとしたけど、勝てなかった。良い滑りをしようとしたけど、出来なかった。スキルだって、やろうとしたけどダメだったの繰り返しかもしれない。
挑戦の結果、やった結果、ダメだったかもしれないけれど、それは失敗ではなく、学びです。
その繰り返しの先に一筋の光は必ずあり、
その学びの積立の先にはものすごい良い世界や人としての成長がまっていると私は思います。

だからまずやってみる!やろうとする!できなかったらやり方をかえる!そしてやる!
ということはとても大事だと思います。

そんなことを思いながら若い選手の頑張りに私も後押しされた週末でした。
皆さまお疲れ様でした!
ありがとうございました!

また会いましょう^ ^