先日、長野菅平で行われたユース大会の選手サポートをさせていただきました。

中学生の大会のサポートは昨年の全国中学校大会以来でした。
 
私は二日間、スタートにいましたが、スタート前の色々な選手の動作を見て気になるところがありました。
 
それはスタート前の自分の時間の使い方、
準備方法についてです。
結論から言うと、
結果を出すための準備をしているか。
というところです。
 
スタートでの男女の会話は本当に今必要か、アップの仕方、その方法で身体は本当に動くか、
その過ごし方は大事な大会前もしているかどうか。
 
GSの日は寒くそして霧がかかって、
なおかつ8:30という朝早いスタートだったので、スタート前のアップはたくさんしなくては行けないところ、体操やアップをしている選手はいるものの、全体的に見て内容が良いとは思えませんでした。
 
それぞれの時間の作り方があるとは思いますが、
結果を出すためには準備が全てです。
前日までものすごい良い調子できていても、スタート前の過ごし方でパフォーマンスがものすごく変わってきます。
 
特にスタート前の準備は1人でしなくてはいけなくて、最後は1人でスタートを切ります。
私にとっても、スタート前の無線での情報や放送音、そして自分に入ってくる雑音、選手時代には悩みはありました。けれど、人や周りはコントロールできないので、自分がどのようにしなくてはならないのかが一番大切です。
 
毎日毎日練習してきて、辛い思いも沢山してきたはずなのに、スタート前のたった約30分の過ごし方で全てが台無しになったり、逆に良くもなることもある。
 
今回はユースのSAJB級大会でしたが、例えば全国中学のスタート前に同じ時間の使い方をするのかというところで、大会に大きい小さいは人それぞれあるかもしれないが、滑る一本には大小はない。
同じ一本。
 
1本に対しての取り組み方を変えることはトップレベルに行けば行くほどないし、
ここぞの大きい大会に最大限の力を発揮したいのであれば、どのレースも手を抜かず同じ取り組みをする事で高パフォーマンスの可能性が確実に上がっていく。
 
私は昔から、
静かにスタート前の時間を過ごしていて、
イメージトレーニングを繰り返して、
体を温めるための運動をして、
無線を聞いて、
イメージをして、
決断して、
スタートに着く。
 
と言う形は恐らく幼い頃から流れとしてはずっと変わらず、
喋って集中力が高まるタイプではないので、それは理解して取り組んでいました。
 
スタート前に当時一緒に戦ってきた選手の長谷川絵美さんや星瑞枝さんとコースのことを話すことは
よくありました。多少の会話もありました。けれど集中力を高めていく上で、無駄なことをしたことは
ありません。
 
スタート前によくゼリーを飲んで、親からもらった10か条を口ずさんでいました。
内容は「自分を信じる」とかね。
 
大事な大会に向けて、集中力の高め方やスタート前の時間の過ごし方を
一旦、見直してみると、結果が簡単に出る場合がありますので、
今日は書かせていただきました!
 
大人になると自然と自分のやるべき方法が見つかってきますが、大人になって見つかるのではおそいので、、、
 
自分のベストパフォーマンスが試合で出来ますように祈っています!
 
 

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