ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手やナショナルズのジオ・ゴンザレス投手ら、複数の大リーグの主力選手が昨シーズン中に禁止薬物を使用している可能性があることが29日(日本時間30日未明)、分かった。複数の米メディアが報じた。
マイアミ・ニュー・タイムズ紙(電子版)などによると、マイアミにある医療機関が禁止薬物を提供していたもので、顧客リストの中には昨季の年俸2900万ドル(約26億円)のロドリゲスや昨季21勝のゴンザレスのほか、レンジャーズのN・クルーズ、すでに禁止薬物検査の陽性反応で出場停止処分を受けているアスレチックスのB・コロンやブルージェイズのM・カブレラ(昨季はジャイアンツ)らも含まれているという。
米大リーグ機構はこの日、事実関係を確認中としながらも「非情に落胆している」との声明文を発表した。