フランスの競馬統括団体フランスギャロは5日、ドーピング(禁止薬物使用)検査で陽性反応が出たランフランコ・デットーリ騎手(41)=イタリア=について、フランス国外のレースを含む6カ月間の騎乗停止を決めた。AFP通信が報じた。
デットーリ騎手は9月16日にパリ郊外のロンシャン競馬場で行われたレース後の検査で陽性反応を示した。11月20日以降の騎乗を見合わせており、禁止期間は来年5月19日まで。騎乗再開前にフランスで検査を受ける必要があるという。
世界的名手として知られるデットーリ騎手は英国を中心に活躍。過去にジャパンカップやフランスの凱旋(がいせん)門賞を制した。