ブラジル・ワールドカップの欧州予選が16日に行われ、グループIではスペインとフランスが対戦した。
ホームで戦うスペインは序盤からボールを支配すると、25分に先制点を挙げる。シャビのCKに、セルヒオ・ラモスがヘディングで合わせたボールはポストを直撃。こぼれ球を拾ったペドロ・ロドリゲスが放ったシュートはGKに弾かれるが、セルヒオ・ラモスが押し込みフランスゴールを揺らした。
スペインは41分にもPKのチャンスを獲得。しかし、追加点の絶好機もセスク・ファブレガスのシュートは、フランスのGKウーゴ・ロリスに阻まれ、得点はならなかった。
前半を1点リードで折り返したスペインは、後半に2点目こそ奪えずにいたが、点差を保ったまま終盤に突入。ところが、勝利かと思われた後半ロスタイムにフランスのオリヴィエ・ジルーにヘディングでゴールを許してしまい、土壇場で追いつかれ、1-1の引き分けに終わった。
なお、2006年11月から続いていたスペインのホーム連勝記録は、25試合でストップしている。