今年のきさらぎ賞勝ち馬で皐月賞2着、ダービーでは1番人気で4着だったワールドエース(牡=池江)が、左前脚に屈腱炎を発症したことが30日、分かった。サンデーサラブレッドCがホームページで発表した。
同馬はダービー後、左前脚球節部に腫れが見られたが検査の結果、骨に異常がなかったため、夏場はノーザンファーム早来、しがらきで乗り込んだ。秋のG1シーズンが近づき調教のピッチが上がったことで、潜在的ダメージが出たものとみられる。ホームページでは「程度としては重度ではなく、回復を待って復帰を目指す」としている。近日中に同ファーム早来に移動して治療に専念するが、今年中の出走は絶望とみられる。