【訃報】アグネスワールド死す…17歳、腰痛悪化で起立不能 | スポーツは筋書きのないドラマ

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2000年英ジュライCなど海外G1を2勝したアグネスワールド(牡17歳)が、20日にけい養先の北海道安平町の社台スタリオンステーションで死んでいたことが、30日までにスポーツ報知の取材で分かった。
同馬は00年の引退後に社台SSで種牡馬入り。その後はリース種牡馬として英国に渡るなど、海外でも種牡馬生活を送っていた。しかし、産駒の成績がいまひとつで受胎率が低いことから09年に繁殖を引退。功労馬として北海道池田町の新田牧場で余生を送っていた。昨年9月には、以前から傷めていたつめと腰痛の治療もかねて再び社台SSへ移動。腰痛が悪化したことから起立不能に陥り、力尽きてしまった。
快速馬でならした現役時代は通算20戦8勝。日本ではG1タイトルを取れなかったが、英ジュライCのほか、99年仏アベイユ・ド・ロンシャン賞を制覇。英仏2か国でG1を勝った。99年北九州短距離Sでは、芝1200メートルを1分6秒5の日本レコードで走破。この記録はいまだに破られていない。産駒には、豪州G1(06年コーフィールドギニー)を制したワンダフルワールドなどがいる。