杉内は22日のヤクルト戦(神宮)前の練習で左肩に違和感を訴え、翌23日に出場選手登録を抹消された。当初は休養の意味で10日間を与える予定だったが、負傷箇所が左肩ということもあり、大事を取った。現在はチームも好調で、江柄子や小山など伸び盛りの若手にチャンスを与える「チャレンジ枠」を設けるなど、投手陣に余裕がある。ポストシーズンをにらんで、充電させる意図もある。
杉内はこの日はG球場には訪れず、休養に努めた。28日からはキャッチボールなどを開始する予定だ。川口投手総合コーチは「報告が何もこないということは順調ということ。下(ファーム)で実戦はあるよ。長いイニングじゃないけど、しっかりステップアップをしていったほうがいい」と復帰プランを明かした。今季の原巨人を支えてきたサウスポーが、エネルギーを蓄えて復活する。