「高校野球大阪大会・決勝・大阪桐蔭10‐8」履正社(29日、舞洲)
大阪桐蔭が4年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めた。初回に失策とプロ注目右腕、藤浪晋太郎投手(3年)の2四死球などで無安打ながら1死満塁となり、内野ゴロの間に1点先制された。その裏に打線が爆発。1番・森友哉捕手(2年)から3連打で同点。無死二、三塁から4番・田端良基内野手(3年)が左翼へ特大の逆転3ランを放ち、4連打で4点を奪った。
四回の5得点などその後も加点。しかし、藤浪が八回に突如崩れる波乱が起こった。7回1/3を9安打8失点で降板したが、序盤の大量点が生きて大阪桐蔭が逃げ切った。同校は史上7校目の春夏連覇を目指す。