第60回クイーンS(GIII、芝1800メートル・晴良14頭)は29日、札幌競馬場11Rで行われ、池添騎手騎乗の1番人気、アイムユアーズ(牝3=手塚厩舎、父ファルブラヴ、母セシルブルース)が、直線で抜群の伸び脚を見せて追い込んで勝利を飾った。勝ち時計1分47秒2。
レースはレジェンドブルーが逃げ、2番手にナムラボルテージ、3番手内にアニメイトバイオ、4番手にコスモネモシンがつける。1番人気のアイムユアーズはすぐ後ろ6番手辺りを追走する。4角からコスモネモシン、アイムユアーズらがマクリ気味に逃げるレジェンドブルーを捉えると、直線ではアイムユアーズが早め先頭から後続を振り切り、最後は追い込んできたラブフールをクビ差抑え勝利した。
さらに半馬身差の3着にはミッドサマーフェアが入った。
アイムユアーズはファンタジーS、フィリーズレビューに続き重賞3勝目。中距離戦線でも勝ち切れることを証明した。