【日本ダービー】ワールドエース「8番」中団でも後方でも決める! | スポーツは筋書きのないドラマ

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ワールドエースは、池江調教師が狙っていた真ん中の枠をゲットした。4枠8番。「偶数がいいですね」という希望もかなった。これまで出遅れた過去があるだけに、後入れで、ゲートの中にいる時間が短くなる偶数枠に、陣営はホッとした様子だった。
皐月賞2着のリベンジを果たす時が近づいてきた。「皐月賞も、たくさんの方に支持(2番人気)していただいたのに、結果を出せなくて申し訳なかった。状態はその時よりもいいし、馬場コンディションも、中山より東京の方がいいので、頑張ってほしいですね」とトレーナーは自信をのぞかせた。
鞍上の福永は、枠については「当たったところでやればいい」と自然体で構える。それよりも気にしていたのは、展開面だ。「東京競馬場は先週、速いタイムが出る馬場状態だった。オークス以外は、ほとんど前残りでしたし、ペースによってはそういうことにも対応しなければいけない」。皐月賞は、ほぼ最後方からのレースだったが、中団での競馬も視野に入れている。
ワールドエースはこの日、引き運動を60分。追い切りを、いつもの坂路ではなくCウッドチップコースで行った反動もなく、「順調です。カイバも食べていますしね」と池江調教師はうなずいた。金曜も軽めの運動を行い、土曜日に、決戦の地・東京へ。至って順調に、勝利への階段を上がっている。