【巨人】笠原、プロ初登板で1回3K零封!5・3初先発へ自信 | スポーツは筋書きのないドラマ

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豪快なデビューだった。4年目の笠原が9回からプロ初登板。先頭・小池のカウント1ボール2ストライクからの4球目に2段モーションでボークを取られ、三振を一度は取り消されたものの、フルカウントからの6球目、再び空振り三振に仕留めた。1回を3奪三振、1安打無失点に抑えた。「緊張でやばかったです。(不正投球は)2軍でもよく取られていて、練習でも意識してたけど…。マウンドでパニクっちゃいました」。試合後も興奮は収まらなかった。

20日に1軍初昇格。それからは日付が変わる前に寝床につくようにしているが、極度の緊張から寝つけず、3時間睡眠が続いているという。「1軍で打たれるとか気にしてしまって…。でも、冷静に考えたら、1軍は初めて。躍動感あふれる投球がしたい」。この日は阿部や実松から声をかけられ、リラックスできたという。191センチの長身からの最速142キロの直球でDeNA打線をねじ伏せた。

大量点差での調整登板でプロ初マウンドを経験した笠原は、当初の予定通りに5月3日の広島戦(東京D)で初先発することが有力だ。川口投手総合コーチは「いい度胸を持っている。次、期待してます」と評価。21歳右腕は、2年後輩の宮国に負けない輝きを放った。