【海外男子テニス】錦織粘って8強!クレーでも強さ、敗者称える余裕も | スポーツは筋書きのないドラマ

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◇男子テニス バルセロナ・オープン(2012年4月26日 バルセロナ)
26日のシングルス3回戦で世界ランキング17位の第8シード、錦織圭(日清食品)が、同43位で第17シードのアルベルト・ラモス(スペイン)を7―6、6―3で下し、準々決勝進出を決めた。第1セットは互角の展開が続いてタイブレークにもつれこんだが、錦織が安定したストロークで制した。第2セットは第2ゲームをブレークして出だしの3ゲームを連取し、押し切った。
錦織が地力の違いを見せつけた。最後は鮮やかな逆クロスで8強入りを決めるとガッツポーズ。「長いラリーも多くて大変だった。お互いいいプレーだった」と敗者を称える余裕も見せた。第1セットは一進一退の攻防となったが、タイブレークで集中力を発揮。2ポイントしか与えずにセットを奪った。第2セットは出だしの3ゲームを連取し、反撃の機会を与えなかった。「前に出るところは出てクレーでの戦い方にも慣れてきた」。勝機に畳み掛ける力強さも示し、赤土での戦いを自分のものにしつつある。