26日の阪神11R「第56回阪急杯」(GIII・芝1400メートル・良16頭)は、浜中騎手騎乗の4番人気、マジンプロスパー(牡5=栗東・中尾厩舎、父アドマイヤコジーン、母ハリウッドドリーム)が好位から抜け出して優勝した。勝ち時計は1分22秒0。浜中騎手、中尾調教師ともに本走初勝利。同馬の馬主は今年のクイーンCをヴィルシーナで制した佐々木主浩氏。
バラッとしたスタートから、オーセロワがハナを奪うと、メモリアルイヤー、キョウワマグナム、マジンプロスパーらが好位集団を形成する。ガルボは中団、サンカルロは後方に位置取り、レースは縦長の展開で進んでいった。
4コーナーから直線に入り、好位からマジンプロスパーが先頭に立つ。スプリングサンダー、サンカルロが懸命に差を詰めに掛かるも、そのまま押し切ったマジンプロスパーが重賞初制覇を果たした。
1馬身半差の2着にスプリングサンダー、そこから半馬身差の3着にサンカルロが入った。