シーズン中はしのぎを削るライバルだが、球界のレベルを底上げするという目的もあり、合同トレの実現につながった。宮本は「内野守備はプロの技術を見せる絶好の場所。敵味方を問わず、野球を盛り上げていくためにも、切磋琢磨(せっさたくま)したい」と歓迎。巨人からは寺内が、ヤクルトからは川端ら若手選手が参加する予定だ。
この日、川崎市内のグラウンドで行われた野球教室(飲料ブランド・レッドブル主催)に参加した坂本は、野球少年たちに熱血指導。自身にとっても動作の確認になったようで「野球教室をやると、(教えているはずが)自分に言っているような感じがします」と充実感を見せた。失策数が多いのも、攻めの守りを常に実践している証拠。宮本塾で汗を流し、技術を洗練する。