【巨人】沢村、プロ初2ケタ11K!5戦白星なし「1勝するのは難しい」 | スポーツは筋書きのないドラマ

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チームメートを信じ、祈るような気持ちでベンチに下がった。1―1の7回1死二塁。沢村は打席に向かおうとしたところで、代打が告げられた。「1勝をするというのは難しいということを感じています」。7回6安打1失点は先発として合格だが、また白星は手に入らなかった。
力任せに投げて制球を乱した反省を踏まえ、投球スタイルに変化をつけた。「ゆったりとしたフォームでリラックスして投げること、打たせて取る投球をテーマにした」。直球の最速は149キロ。140キロ台中盤の直球にキレを与え、勝負した。今季の新人では初の2ケタとなる11奪三振。今季の奪三振は42となり、阪神・能見と並んでセ・リーグトップに立った。
好投したが、追いつかれたのも事実。4回、無死一、二塁から2死まで耐えたが、大引に同点打を浴びた。原監督も「あの辺がね。責められないけど、いいピッチングはしているけど、越えなければいけないところ」と、ドラフト1位右腕にあえて高いハードルを課した。
登板時の味方は7試合で10得点。援護は少ないが、「僅差のゲームは我慢比べなので、リードを守れなかったのは反省です。0に抑えられなかったことが悔しい。プロ野球選手である以上、結果がすべて」。その壁を越えなければ、2勝目は手にできない。