【天皇賞・春】ペルーサ破格馬なり73秒5!…最終追い切り | スポーツは筋書きのないドラマ

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朝から台風並みの突風が吹き荒れた美浦トレセン。田面木騎手(レースは横山典騎手)を背にしたペルーサはピサノエミレーツ(牡6、オープン)、エポワス(牡3、500万下)を引き連れて、芝コースへ移動し、前半から14秒5→12秒8→11秒8と速いペースで飛ばす。3コーナー過ぎから前を行く2頭の外に持ち出すと、雄大なフットワークで一完歩ごとにグイグイと伸びる。6ハロン73秒5、3ハロン34秒4-12秒2を馬なりでマーク。過酷な状況下でも、破格のタイムを涼しい顔で叩き出した。

「前走(日経賞2着)後は背中に疲れがあったりして、あまり時計は出していないが、きょうの動きは良かった」と藤沢和調教師は納得の表情を見せる。

「今まではスタートをゆっくり出て、しまいで帳尻を合わす競馬をしていたが、今回は前半からもう少し一緒についていかないと勝ち負けできない。距離は長いけど引っ掛かることはないと思う。昨年の今ごろはまだ負けていなかったので、それを思い出して頑張ってもらいたい」と指揮官は期待をこめる。

無傷の4連勝で青葉賞を制してから1年。4歳になって心身ともにひと回り大きく成長したペルーサが、自慢の瞬発力を淀の大舞台で生かす。