日本中央競馬会(JRA)は26日、同日の小倉競馬第12レースで2着となった黛弘人騎手(25)に油断騎乗があったとして騎乗停止30日(27日~3月28日、開催日9日間)の処分を科したと発表した。
黛騎手はメジロガストンに騎乗。ゴールの手前でトップに立ったが、追う動作を緩めて鼻差の2着となった。JRAは同騎手から事情聴取を行うとともにレース映像を精査し、騎手としての注意義務を著しく怠る油断騎乗と確認した。
JRAでは、1998年に上村洋行騎手がレース後の検量に失格して30日の騎乗停止となった。ことし1月には田辺裕信騎手が油断騎乗で過怠金10万円を科されている。