もうある種の不思議の国でした、
死んだ?死んでない?おかしくない?なんだ?どーなった?が、少しづつ解明していく。そして、ものすごい丁寧な形で柔らかく優しく進んでいく周りの人間関係。
著者が東大生のバンドマンだったらしいけど、その辺りがきっととってもリアルな描写に現れてるんだろうなぁ。大学生だったことないけど。笑笑
優しくて柔らかくて、フワフワしてるのに、スッゲー残酷な一冊。
その強弱というか上がり下がりに奥歯を噛み締めること多数。
悲しいやら優しいやら、鬼気迫るやら、青春やらなんやら。柔らかいジェットコースターに乗せられたような新感覚の小説です!!!!
最後まで読まないと謎がイマイチ解けきらないのもいいかも!