上海旅行、最終回。

よもやま話。




【地下鉄】

今回の旅行でおもしろかったのは

やっぱり中国人の強さ。



前の記事でも書いたけど、


地下鉄に乗る時に

降りる人を待たずに乗ってきたり


椅子取り合戦で

座れたと思ったら隣から来た人に

お尻でのドーンと弾き飛ばされたり

(座る位置が1人分ズレました。笑)


電車内で音出して動画見てたり


子供を座席の上に横たわらせて

膝枕してるお母さんがいたり。





もしかしたらこれを読んだ人は

非常識と思う人もいるかもしれないけど

どれも私にはとても面白かった!!笑



自分の欲望に忠実で、

むしろ清々しい。


白い目で見られることがないし、

周りが自由だから自分も自由にできる。


私が我慢してるんだからあなたもがまんしなさいよ、的な圧力を感じない。


自分の意志は出してみる

断られたらそれでいい

シンプル






あと、騒々しい笑


みんな電車内で超喋ってる。


日本に戻ってきた時、

人はいるのに静かでなんか不気味と思ってしまったくらい。



でもスマホ中毒なのは

東京も上海も同じ!

スマホ見てる人は多かった〜

(でも電話したり音出して動画見たり

スマホ見ながら喋ってるから騒々しい)







【トイレ】


「トイレットペーパーは流しちゃダメ」って書いてあるウェブサイトも読んだけど、

トイレによるみたい。


てか、どのトイレも注意書きが無くて

よく分からなかった…


日本だと座り方まで書いてあるよね。


そういう、説明書き系が一切ない。

(目がチカチカしなくて良かった!!)





ディズニーランドのトイレは

ゴミ箱がなかったから

トイレットペーパー流せるんだと思う!

(逆に生理用品どこに捨てるんだ?)



ホテルのトイレも

外国人が多く泊まるだろうけど

何も説明書きがなかったから

流していいんだと思う。



駅のトイレ、ショッピングセンターのトイレは

大きなゴミ箱もあったから

そこにトイレットペーパーを捨てるのか

流してもいいのか分からず…


私は水に溶けるティッシュペーパーを持参してたので、そういう時はそれを使って、流したよ。



というか

駅のトイレも、東京と同じくらいの清潔感だった!


東京の駅のトイレも

綺麗とは言い難いし、臭ったりもするよね。

ほんと同じくらい。






【ディズニー】

ディズニーでおもしろかったのは、

レストランで食パンの袋出して

(超熟の8枚切りの袋、みたいな感じ)

食べてた家族。笑


上海ディズニーは

食べ物の持ち込みも中で食べるのもOK


昔は東京ディズニーと同じように

NGだったんだけど

権利の侵害だ、と提訴した人がいて

ネットでも話題になり

勝訴したらしい。笑


入り口の外での押し売りもいる。

法律上、商売を禁止することは出来ないとのこと。


東京ディズニーでそういう人がいないのは、法律違反なのかな?私有地の外でも?

考えたこともなかったな〜





あと、

ダッフィーフレンズのショップの入り方が分かりづらくて

彼氏がすぐそばの列に並ぼうとした時があって。


キャストさんに「Speak English?」って聞かれて「Yes」って即答したのに


「Do you want to take photos with リーナベル?」って聞かれたら

彼氏「ハテナ?」ってなっちゃって

結局私が喋るっていう…


彼氏は英語は分かってたけど

「リーナベル」が何かを知らなかったの笑笑


「リーン ア ベル ってどういう意味?」って聞かれた笑笑


もはやそれじゃあ日本語で聞かれたとしても

分からなかったじゃん


っていう笑い話。







【政治的な】

上海すごく楽しくて、また行きたいなと思うくらいだけど、

中国であることは忘れてないつもり。


中国政府は

GoogleもInstagramもLINEも禁止してるから

(アクセスしようとしてもエラーになる。外国人でも)


VPNっていうシステムを使って

中国国内からでもアクセスできるようなSIMカードを買っていったよ。




VPNシステムは、中国国内の若者達も使ってて

YouTubeやInstagramにアクセスしてる。

本当は違法だけど、公然の秘密。


私がオーストラリアに留学してた時に、

中国から留学してた子達も

普通に使ってるって言ってた。


そういうの、不便じゃないの?

その制度を変えたいと思う?

と聞いたとき


「思わない」と言われたのが衝撃だった。


「政府がそうしてるんだから

それが国にとって良い事なんだと思う。

政府は中国のために良い事をしている」

と言ってて


本当に心底驚いた。






私は、ぜんぶの情報には

アクセスできるようにして欲しい。

その情報が正しいか間違ってるか、

悪影響があるのかないのか、

その判断をするのは国民一人ひとり。


もし国がアクセスすら遮断してたら、

その情報の存在すら知れなくなってしまう。


そこの判断を、政府に明け渡したくはない。


政府が、いつでも正しいわけじゃないよね?

(水俣病とかあったじゃん…)

と思ってしまう。




でも、オーストラリアに留学できるくらい

一応お金もあって教育も受けてる子達が

口を揃えて


「政府のやっている事だから正しい」

と言っていた。


国外でも監視されてたりするの?

それとも本当に本心?


ちなみにその子達は中国本土の子で、

上海・香港出身の子に

ここまで突っ込んで聞いたことはない。




ここまで信じ込ませる、その教育が怖い。


人口多いし、こうしないと統率できないのかもなー


あと、国土広いし人口多いし海もあるし

たとえ全ての貿易を絶っても

自国内だけで生きていけそうだしなー






まあ、本当のところは分かりません。


もしかしたら逆に

私の考え方が日本や西洋諸国に洗脳されていて

中国のほうが正しいのかもしれません。



というか、「正しい」とは?


何が「正しい」なのだろうか。

何が、理想的な国の在り方なんだろうか。



っていう話になっちゃうよね。






でもね、数日の旅行として行くなら

上海とっても楽しかったよ!!




もし全部読んでくれた方がいたら
とても嬉しいです♡
ありがとうございました!!


〜終〜

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