我が家のあーくんは、4歳のころからゴルフをしています
昨年はマレーシアで行われたジュニアゴルフ大会の10歳以下の部で9歳のあーくんは年上の参加者がいる中
全国大会で3位
そしてサラワク州の州大会では優勝
と活躍できた年でした
今年はもう1年間は大きな大会では10歳以下の部
『ジュニアティー』からのティーショットでの試合となります
そして、来年の大会からは『レディースティ』からティーショットとなります
男の子であるあーくんのゴルフの人生のなかで
ティーショットする場所が『ジュニアティ」から『レディースティ』にかわること
これが一番大きな距離の変化をもたらすことになります
ジュニアティからレディースティへのティショットの変化は、コースの距離が今までの2倍以上にいきなり長くなることになります
これからあーくんはゴルフを続ければ、中学校で今度は
『レディースティ』から『ブルーティ(成人男性が打つティ)』へとチェンジします
しかしこのチェンジで、距離は2倍以上長くなることはありません
だから『ジュニアティ』から『レディースティ』へのチェンジはゴルフ人生のなかで、一番コースの距離が変化するときなのである
今まの距離の2倍以上の距離のコースで打つことは
これまでジュニアティーでは少々のミスをしても簡単にカバーできていたことも、カバーできなくなってきます
それ故、本当に正しいスイングを身につけ、今まで以上に安定していたスイングと飛距離を求める必要があります
さきほどいいましたようにあーくんが大会で『レディースティ』から打つのは1年後です
しかし、今のわがゴルフ場のプロは11歳になる来年を見据えて
今年10歳の子供たちには今年から練習ラウンドやわがゴルフ場で行われる定例会では「レディースティ」から打つように
と指導しています
昨年活躍できたあーくん、何も問題がないように思われますが
実は昨年から、あーくんのスイングには問題が起こっていました
ゴルフをされないかたには、何言ってんだお前
って感じになってしまい申し訳ないのですが
クラブをあげるときに左わきが開いて上がってしまうこと
クラブを下ろすときに右わきが開いておりてきてしまうこと
これによってとにかく
あーくんの打つボールは安定していないし、最近では、スライスという大きく右に出るボールばかりが出てくるようになりました
あーくん自分の思うように打てないストレスで
ゴルフクラブを投げたり、地面を蹴ったり
そして、挙句の果てに
大泣き・・
しかし・・このようなことをしてもなんの解決にもなりません
しかし、悲しいかな子供というのは母親の言葉にはなんの共感も受けない
母emiemiはあーくんよりもゴルフが下手くそだから、ゴルフのことに関しては完全に母emiemiを舐めくさって
おりますね
ゴルフは下手だけれど、emiemiだって、スポーツ選手の端くれだったので、自分が上手くいかないときの考え方は、あんた(あーくん)にお伝え出来ますけどね
まあ、ええですわ
反抗期の子供に親のアドバイスは邪魔ものですからね
ふっ・・もう『あーくん』にはお手上げだぜ
と思ったときにやってきました救世主
わがゴルフ場のプロ
涙で怒り散らすあーくんを見て
と聞くプロ
と答えるあーくん
今のところほんとにぶれることなく『プロゴルファー』になりたいと言う
そしてプロはあーくんに『すぐにはむりだけれど、感情がコントロールできるように、今からでも努力していくように』アドバイスした
母emiemiの言葉は心に響かなくても、プロの言葉は心に響いたらしく、あーくんは落ち着きをとりもどし
プロはあーくんのスイングを熱心にチェックしてくれた
すると・・たくさん直さなくてはいけないところをプロから指摘される
頭が動いてしまうことも、クラブのあげかたも、さげかたも、クラブを持つグリップも・・
すべて直さないといけない感じ
それからというもの、わがゴルフ場のプロはあーくんがドライビングレンジ(打ちっぱなし)に練習にきているとあーくんのスイングを見に来てくれた
お金を払っているわけでもないのに、あーくんのスイングを動画にとりチェックしてくれて、必ずアドバイスをくれる
あーくんのスイング改造はまだはじまったばかり
人生のどんなことについてもいえることだけれど
ローマは一日にしてならず
あーくんはプロに教えてもらっていることを、なかなかうまくできない自分と葛藤しながら
毎日泣きながらドライビングレンジでゴルフクラブを毎日振っています
でもあーくんのすごいところは
ゴルフをやめたい、練習したくない
という言葉を一度も言わないところです
今日の練習もうまくいかないかもしれない、けれど最初からあきらめたらだめだ
と一言いってから、あーくんは練習を始めます
あーくんのゴルフ人生でまた『苦しくていつこの苦しみから抜け出せるかもわからない』時期にさしかかったのは紛れもない事実です
本当に毎日泣きながらゴルフをしているあーくんを見ているのは、母emiemiとしてもつらい状況ではありますが
いつか、何か月後か?もしくは1年後、2年後とかかるかもしれないが
今の『スイング改造』が花開くときがくると信じてます
とりあえず、近いところでまた9月には、あーくんが昨年3位になった全国大会が行われます
3か月後なので、あーくんの『スイング』がどうなっているのか想像もできませんが
成績なんて気にせず、今やっている『新しいスイング』を、あーくんには思い切ってこの大きな大会でぜひ試してもらいたい
来年は11歳のあーくん、小学5年生になると、今まで以上に重要な大会がいくつも入ってきます
なんといっても、一番の目玉は
小学生のサラワク代表を争う大会
そして、そこから先のマレーシア代表
マレーシアでスポーツをやっている子供たちはそこを目標にみな日々努力しています
11歳になると、成績を残こすことを考えなくてはならない厳しい大会が待ち受けている
つまり10歳の今年は、ある意味『スイングを直す』ことに集中できるいい時期なのかもしれません
泣き虫あーくんの『夢』いつかかなう日がくるかな~
家族で力合わせてがんばるか
ご迷惑でなければよろしくお願いします