約40日間、メッカに滞在することになる
イスラム教徒の義務の一つ
メッカ巡礼
マレーシアでは、それに行くためには、すべての人が事前に健康診断をうけないといけない
そして、その人が健康上
メッカにいけるのか?いけないのか?
を判断できるのはメッカ巡礼の健康診断の資格
をもった医師だけ
そして、その資格をみごとに?昨年11月に獲得した
今年、2024年にメッカ巡礼に行く人のために行われる健康診断は
1月1日~2月6日
までの1か月ちょっとの間
と決められているので、長男53歳は、この1か月ちょっとの期間は、自分の本来の仕事と『メッカ巡礼の健康診断』で非常にいそがしくしていた
今日は2月4日なのでそのような忙しさから後2日で長男はかいほうされるわけであるが
昨年11月に資格をとった長男は、今回
生まれて初めて
『メッカ巡礼』に行く人のための健康診断を行ったことになります
そして、初めての経験は、長男53歳に様々な苦行を与えることになったようです
メッカ巡礼は先ほどもいいましたように、約40日間ほどあちらで過ごすことになります
そうすると旅費が恐ろしいことになります
調べたところ、一番安くて、お1人様
RM16000=約50万円
日本人の平均給料の『三分の一』しかないマレーシア人にとって、この50万は、日本人が150万円を払うのと同じ感覚となります
しかも『メッカ巡礼』にいくときはマレーシア人の場合は一人だけで行く!という話は聞いたことがありません
遠い異国の地であるメッカは、治安が悪いので有名です
女の人は、一人で出歩くのは危ないとみなさん口をそろえて言います
レイ〇犯罪が多いらしい
女性は一人でいくのが難しいのでそうなると、最小グループは夫婦2人となります
2人で行くと100万円・・・
マレー系マレーシア人にはなかなか用意するのが難しいお金です
そうなると、退職金で行くという人も多くなり、『メッカ巡礼』にはお年寄りが多く参加します
じゃあ、若い世代はメッカにいかないのか?
というとそういうことではありません、ただ若い世代は行くのが難しいのが現実です
逆に、仕事世代の人が、仕事を40日間『メッカ巡礼』のために休むことは問題ありません
マレーシアはイスラム教徒の国ですので、イスラム教徒の義務である『メッカ巡礼』のために仕事を休むことになっても、有給ですんなりお休みをいただくことができます
それでは、何が難しいのかというと
若い世代の人で独身のひとは全く問題ないですが、結婚して、小さいお子さんがいる家庭になると難しくなります
なかなか治安もわるく、厳しい巡礼(岩山を登ったり、かなりの距離を毎日歩く)に40日間も雑魚寝の部屋で、小さな子どもを連れ過ごすのはなかなか厳しいのが1つ
その上、仮に小さな子供さんが40日間の『メッカ巡礼』にいき、大人と同じようにそこでやるべきことをすべてこなしたとしても
イスラム教の義務である『メッカ巡礼』を果たしたことならない
のが、事実
ちゃんと、女の子なら『生理』になってから、男の子は『割礼の儀式』を受けていないと
だいたい小学5、6年生ぐらいのこと
いくら40日間の『メッカ巡礼』を成し遂げても『メッカ巡礼』の義務を果たしてはおらず、大きくなってからまたもう一度『メッカ巡礼』にいかなくてはならないこと
さらに、子どもが中学校ぐらいになり『メッカ巡礼』の義務が認められる年齢になっても、学校もあるし、試験もあるし・・
女の子の場合『生理』になったら『メッカ巡礼』できないことになるので
やはり子育て世代の家庭はなかなか『メッカ巡礼』に出向くのは厳しい
ということでどうしてもマレーシアの場合、お年寄りが『メッカ巡礼』へと向かうことがおおいのです
そこで、健康診断でもいろんな問題が出てきてしまうのであります
※今日から『楽天お買い物マラソン』はじまるよ
ご迷惑でなければよろしくお願いします