2000年12月。

私は主人と結婚することを前提で

マレーシアに来ました。



主人は一人っ子なので、


「結婚したら私がマレーシアに住むこと


「日本とは全く違う生活になること」


「いずれは主人の家族とともに生活することに

なること」


が結婚した時の条件だと前から言われていて、


そのかわりに私の両親のために

「出来る限り1年に1度は日本に帰らせる」 

ことを約束してくれました。


まずは、主人の言う条件を克服できるのか?

私の目で実際に見てほしいという

主人の提案で、私は主人の実家で

しばらく住みます。



主人の育った場所は、本当に田舎でした。


町にはスーパーマーケットはなく市場だけ。

道路には、水牛、馬、牛、ヤギ、羊。

庭には何十匹もの鶏。

夜になると道路には電灯がなく真っ暗。

家の前はお墓。

シャワーはなく大きなバケツに水をためておき

洗面器のようなものですくってお風呂。
(お湯はもちろん出るわけない。)

水道がでないときは長〜いロープがついた

バケツで井戸水をくむ。

台所はガスではなくマキを燃やして料理。

遊びに行くところは、

隣に住むおじいさんの弟さん家族の家。


でも、何もなくても私にとっては

そこに住んでいる主人の家族と

玄関にある階段に座り、

ただしゃべるだけの時間が幸せに感じました
(当時はしゃべれなかったので私はジェスチャー)



朝4時になくニワトリの声も、


ニワトリにココナッツをあげている

おばあさんの姿も、


台所のマキのこげくさい匂いも、


文明はなくとも

別の豊かさがここにはありました。


そして私はこの場所も主人の家族とも

やっていけそうだと少し自信が持てたのです。



この頃の話を

同じようにマレーシア人と結婚している

日本人の方にお話すると

田舎は無理!とよく言われますが、、、、笑

人の受け取り方はそれぞれ違いますものね。

そして、違ってもいいと思います。




国際結婚。

日本を離れ、パートナーさんの国で

住むことになるのであれば、


どんな条件で生活していくのか?

これから住むところはどんな場所なのか?

そして新しく家族になる人たちはどんな人たち

なのか?


先に分かることがあるのなら

自分の目で見ておいてもいいのかもしれません。


もちろん結婚生活ですから

予測できない問題も後から後から

でてきますけど、、、、




昨日の海はおだやかでした。


国際結婚だろうとなかろうと

結婚生活には穏やかなときもあれば、

ちょっと波立つ時もあるはず、、、、


まだまだ人生の勉強は続きます。




今日も皆様にとって素敵な一日になりますように!

ありがとうございました。





ご迷惑でなければよろしくお願いしますショボーン
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