蝶々結びの演出ですが、先生は首を絞められると思ったそうです(笑)。
米津玄師さんのレモンを、先生の歌に合わせて踊らせて貰いました。どんなに体調が悪くても、一旦ステージに立つと、水を得た魚のように生き生きしてきます。 私は幸せでした。出来るならずっと歌ってゆきたいけれど、日常の生活が思うように送れず、家での練習もほとんど出来なくなりました。心がつぶれそうな時、ぎゅっと抱きしめてくれる人もいません。誰かに寄りかかりたくなるときだってあります。 痛みでのたうち回る毎日。でも、人前では見せません。相手に気を使わせるからです。気が狂ったように泣きわめいて、眠る毎日です。このまま目が覚めなければいいのにと毎晩思いますが、必ず朝がやって来ます。小学生の頃から、どんなに陰湿ないじめにあっても、ヘルプミーと、決して口に出しませんでしたが、 歳をとったせいか、精神も脆くなりました。でも、ぐちゃぐちゃな状況の中でも私は生きてゆくでしょう。心はほんとは強い。