世界一の理学療法士
世界一有名と言われている理学療法士。
オーストラリアのPaul Hodges氏です。
私たち(特に理学療法士たちの間)の業界ではあまりに有名で、セミナーに参加することも難しいくらい、世界中を飛び回っています。
なかなか予約が取れないのですが、今回はご縁があり参加させていただくことができました。
主催は早稲田大学院の金岡恒治教授。
まずは参加者20名の筋のエコーを見ました。
ちょっと専門的に書くと、
腹横筋が内腹斜筋と別々に活動し(滑走し)単独で活動するかどうか。
私の場合ドローインでは難しく、
(IAPのコントロールが難しい)
骨盤底筋群のみ意識をしてやっと単独で活動できました。
※協働で動いた方が良い場合と、そうでない場合とがあります。
Hodges氏の知識と経験値の高さにただただ圧倒されました。
午後は主に多裂筋。
多裂筋を触診するのは至難の技・・・・
今までの多裂筋への概念も変わりました。
理論やエビデンスは日々進化しているのでこの業界はずっと勉強し続けないといけないです。
だからこそ楽しいんですよね。
会場となった R-body 大手町のスタッフの皆さんや岳さんもかなり真剣に取り組んでいました。
動作・筋・姿勢からの評価法をじっくり知ることができ、大満足なセミナーとなりました。
それに、これだけの偉人でありながら、穏やかで驕らず、人柄も素晴らしかったです。
Hodges氏は娘さんとの旅行で日本に来ていたのですが、その隙間でのセミナーで、セミナー中はずっと娘さんは隣の部屋でお父さんの仕事を大人しく待っていました。
そんな親子関係にもほのぼの。
Hodgesさん、
金岡先生、
貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
(いつか弟子入りしたいです・・・・)
本橋恵美