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【競技中の腰椎挙動分析と腰痛の関係vol.1】
リオオリンピック２０１６が閉幕しました。スポーツは多くの感動を与えるものであり、人間の身体の精巧さや限界などを改めて感じたのと同時に、私たち運動指導者や医療従事者は、競技や選手の動きを観察しながら様々な思いがかけ巡ったかと思います。
私の場合、ヨガやピラティスの指導において脊柱や骨盤の動きを細かく分析や評価をすることから、あらゆる競技をそういった目で観察してしまいます。そして応援しながらも、その競技特性ゆえに起こりやすい障害を懸念し、純粋に楽しむだけの観戦とはいかないのは私だけではなかったのではないでしょうか？
今回は競技中の腰椎挙動を競技別に分析してみたいと思います。腰椎にかかる圧力、伸展・回旋時の過負荷、ジャンプ後着地時の過負荷、非荷重動作時の腰部不安定要素などを分析したいと思います。競技特性との関係性を把握しておくことで、少しでも腰部の疾患（非特異的腰痛も含む）を抱える選手たちの改善に繋がれば嬉しいです。
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本橋恵美
