エジプト展で感じたこと

今日は六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーへ。

大英博物館古代エジプト展


毎度ながら博物館好きの川村ゆきえちゃんと
そしてパピルスの解読をしたいほどエジプト好きな真充ちゃんと
久保坂さんと行ってきました。


館内は写真がNGだったので以下は
数年前ピラティス研修でLONDONに行ったときに訪れた
大英博物館の写真を載せますね～。

日本で開催されるエジプト展覧会はどれもテーマがあります。

今回は古代エジプト人が死語の世界を信じ、
その冥界でさまようことがないよう描かれた
『死者の書』（パピルス）がテーマでした。

死者は、死後に再生・復活し、永遠の命を得るという思想。
そのためどれだけまっとうに生きるか。
古代エジプト人たちの死への恐怖感や、期待感まで感じ取れそうな数々の記録に
ただただ圧倒されました。

死後の世界があるないは別として、
人ができるだけ過ちのない暮らしをするための教育としては
とても素晴らしい。

それに死後の世界でも起こりうるできごとの発想が実に人間らしくて
微笑ましい記述も沢山ありました。


古代エジプトがいつの時代も注目される理由が理解できます。
今度は８月開催のツタンカーメン展！
これもめちゃくちゃ楽しみー！


こうした特に歴史を振り返るような展覧会は
単にその歴史を知るだけでなく
自分の思想・感性にも変化をもたらすと思います。


なのでいつも業界のセミナーなどで言うのですが
筋肉の勉強も大切だし、真面目でいることも大事だけど
もっと感性を磨いてと伝えます。
もっと世界を見てほしいです。


そうそう、ミイラになったあと、永遠の命を手にするための
神様による審判がある。
４２の質問に答えてどれだけ生前悪いことをしたかを
問い正されるもの。
間違いなくワタシはそこで引っかかり
怪物に食べられてしまうんだ。



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