茶@杭州
六和塔をあとにして、のどかな田舎道を走っていくと龍井村が現れた。
一面雪景色のここは実は茶畑!
周りは山に囲まれ、物音ひとつしないこの風景はまさに神秘的。
つららと、乗れるはずもない自転車。
このアンバランスさがいい!
ここには中国で唯一、お茶の勉強ができる博物館があったのだー。
(こちらがガイドのワンチャン。)
中国茶葉博物館
江南様式の4つの建物と見事な庭園。
館内には茶史、茶事、茶具、茶俗などテーマごとに展示室があって
まさしく中国4000年の歴史を感じた~。
200以上の茶器は翡翠で造られたものや、庶民が使っていたものまで。
そして一番嬉しかったのがこの飲茶作法の実演。
お茶の種類によって器も違えば茶具もお湯の温度もまるで違う。
中国には茶芸師の資格があるのだそう。
この女性の手さばきの美しさに惚れました。
あらゆるタイプのお茶を飲ませてくれて
こんなにも味も香りも苦みも違うものかとひたすらみんなで感動!
飲み方もいろいろ。
(この方はイエローケースというバンドのボーカル、おくざこひろとしさん。
emi母と仲良くなって天然トークにお付き合いいただいております。)
これは一本茶。
つまみねじれた茶葉。
出枯らした茶葉を食べると体にいいというので試してみると苦~わわわっ~。
この大陸には溢れるほどのお茶があるけれど
ここでは最高級の安心して飲める本物ばかり。
しかも上海よりずっと安い!
菊茶や花茶もいーっぱい買いました。
『お茶』って聞えだけでなんだか安心するもの。
外は大雪。
そんな中、カラダもココロもほっとしたひとときなのでした。
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