蝶野正洋さん×東京消防庁
3月9日 @青山ベルコモンズ
蝶野正洋さんをリーダーとして誕生した「スポーツX」の記念すべき第一弾として。。。
その前に。
「スポーツX」とは、スポーツ選手を中心とした、
異業種交流の社会貢献活動をしていこうじゃないかという
コンセプトの上で立ち上がったもの。
発起人は
プロレスラー蝶野正洋さん、
プロレスラー野上彰さん、
ボクシング元世界チャンピオン飯田覚士さん、
そしてトレーナーであり、熱きペップトーカー岩崎由純さん
の4名。
さて今回、その社会貢献に賛同した私たちがしたものとは・・・
何でしょう・・・。
肝心なところが写ってません・・・笑。
やっとわかりましたね!
救急救命啓発活動です。
「強さは困っている人を救うためにある」
そう、社会のために勇気を出して何かできるとしたら。
強さがあってもそれを利用できなければそれは無意味。
じゃ、まずは人の命を救う術を身につけよう!
ということで、
東京消防庁の方々に来ていただいて、
普通救命講習を受講してきました!
救命処置とは・・・
① 心肺蘇生(CPR)
② AEDを用いた除細動
③ 気道異物除去
の3つの処置をいいます。
↑ この写真は①心肺蘇生をしているところへ、②AEDを探して持ってきた、ところです。
このAEDは今やスポーツクラブや駅、公共施設等・・・色々なところで見かけませんか?
昔、私がこの業界に入ったときはCPRの講習だけでした。
今までは医療従事者しかこの電気ショックの処置ができなかったのが
2006年から一般の方でも使用できるようになりました。
この使い方はいたって簡単です。
でも。
やっぱりこうした講習を受けて練習をしないと、
いざ事故の現場に遭遇し、緊迫した空気の中緊張し、
焦った精神状態ではとても使えません。
しかしもしも、CPRやAEDの処置を救急車が到着するまでにしていれば、
約50%の方の命が助かるんです。
皆さんも大切な家族を護るため、
または見知らぬ人かもしれないけど、命を救えるかもしれません。
消防庁の方のお話によると、
日本人はこの処置をして、もし命が助けられなくて訴えられたらどうしよう・・・
という心配する方が多いそうですが、実際訴えられた例は一件もないそうです。
何か事故に遭遇したとき、助けてあげたい!
そんな気持ちを持っている人は沢山いると思います。
でもその術を身につけていなければ、何もできないことになるかもしれません。
私も以前CPRの資格を取ったすぐ後に、駅のホームで人が倒れている現場に遭遇しました。
資格を持っていながら実際その現場に居合わせたら怖くて足がすくみました。
でも、もしあの人が家族だったらと思って駆け寄り、
意識確認をしたところ呼吸をしていたので
問題なかったのですが、もしあそこで何もしなかったら
あの人はどうなっただろう・・・と後悔が残っていたかもしれません。
この「スポーツX」のメンバーは確かに格闘家が多く、
「強さ」はカラダの強さを表しているように見えますが
「強さ」とは「ココロ」のこと、だと私は思います。
でも実際こんな強そうな人たちが駆け寄ってきてくれたら頼もしいですね!
さて今日のメンバーです。
上段左より
NECグリーンロケッツ、元ラグビー日本代表 箕内拓郎選手
←私の個人的なわがままで参加してもらっちゃいました!!
←単なるファン、いえいえ著書にも登場していただいてます!)
蝶野正洋さん
飯田覚士さん
野上彰さん
岩崎由純さん
本橋
バレーボール元日本代表 高橋みゆきさん
← 現在エイベックスに所属されています。
テコンドー銅メダリスト 岡本依子さん
← 相当面白い方です!!
何故か・・お笑い芸人 エネルギーのお二人
← 真面目なご挨拶もボケとツッコミお上手にできてました(笑)
みなさんはじめはとっても緊張されていましたが、
最後にはこんな笑顔と自信がついたようでした!!
救命技能認定書
を持っても、何故かこのポーズになっちゃうんだよなぁ・・・とぼやいていた野上さん(笑)
強くて優しくて二枚目でいいなぁ・・・・
と言っていたお二人。
充分素敵ですよーーー☆
普通にそのあたり歩いてたら普通に怖いですけどねー☆
うそです☆ほんとですけど☆
現場に遭遇しても逃げちゃだめだよ、って言われました。はいっ☆
一生に一度遭遇するかしないか分からないけど、
まずは「強い」気持ちを持って、そして行動に起こす。
皆さんもちょっとだけ関心を持ってくださいましたか?
東京消防庁の救命技能に関するHPはコチラ です。
「術」だけでなく、大きな何かを得たような気がした講習会でした。
今日は皆さん本当にありがとうございました。
本橋恵美