「朝日のような夕日をつれて」
アタクシ位のお年頃の方々は、このタイトル見るだけでちょっとキュンとしちゃいません
第三舞台のこれを観たのはもうかれこれ何十年前…
残念ながら内容は全く覚えてないけど、とにかく出演者達がカッコよくて、やっぱりアタクシも男に生まれたかったと思わされた事だけ、覚えております。
まさかこの作品をまた観れるとは。
しかも…
知ってる人いっぱい
しかもみんな同じチームで最高
「BACK CORT」でご一緒した羽鳥翔太君が、熱く熱く誘ってくれたし、
「パッチギ!」でご一緒した新原武君もいて、
「フラガール2019」でずっとついてくれた今宮稜正君もいて、
最近芸能舎がガッツリお世話になってる逸見輝羊さんが演出
凄い
こんな楽しい舞台ない
で、観ました。
あのね、まず言いたいのはね、
皆さんこれ、
観た方がいい!!!
めちゃくちゃいい
「ゴドーを待ちながら」という不条理劇をベースに、2つの世界を行ったり来たりするんですけど、まぁあれです、セリフとか繋がりがあるようでない、ないようである、みたいな感じでして、
しかも膨大なセリフ量
決まりも多いけど、さらにおもしろ要素も沢山入れてるから、もう大騒ぎですわ
冒頭のシーンで
「朝日のような夕日をつれて、僕は立ち続ける」っての観て、懐かしさにグッときて、
歌あり、笑いあり、客席をも巻き込む男達に、エンターテインメントってこういう事ねと、心の中で頷きまくり、
訳わからん展開の中に、やたら突き刺さる言葉が溢れて、
最後は、泣いた。
何に泣いてるのかなんて、全くわからない。
この2時間の中で、自分の中の感覚が目覚めたんだろうか…
よくわからん。
でも、この作品、めちゃくちゃ楽しくて面白くて、派手な演出もあるし、役者は常にエネルギッシュだけど、
ずっとずっと切ない空気が漂ってるの。
役者さん達に泣かされたのは言うまでもないけど、なんで泣いたか説明出来ない感覚を体験出来たことが嬉しい。
出演者の皆さんと演出の逸見さんに
とにかくリスペクト
ここに書いた事はただアタクシの一感想です。きっとアナタが観たら違う事を思うはず。
だから是非
19日まで、両国の本所松坂亭劇場にて。
アタクシが観たのはMチームです
byえみぞう