2002年夏、リミニ。
ヴァカンスシーズンに、3ヶ月だけ、アルバイトに来ていた。
当時の常連客が、80キロものマグロを釣ってきた。
これを裁いて料理してくれ、と言う。
![]()
![]()
マグロと言えば寿司だろう、ということで、
お客とシェフ、オーナーまで意見一致。
![]()
強制的に寿司、刺身を作らされた。
学生時代2年間アルバイトしていた
“かっぱ寿司”
の経験が、こんな所で役に立つとは思わなかった。
今では、ほぼ機械生産のかっぱ寿司も、
20年前はもっと本格的に握っていたものだ。
学生ながら、カウンターでの握りからしゃり炊きまで、
なんでもこなすバイトさんだった。![]()
そんなこともあり、
まぐろをつり上げたお客様からは大絶賛の拍手。
あ・・・あれでいいのか・・。![]()
シェフもオーナーも大満足。![]()
味をしめたオーナークラウディオの命令により、
その後も週に一度、日本料理の日なるモノが出来てしまった。
全国の寿司職人の皆さん、
ごめんなさい。
こんなのが寿司日本代表でごめんなさい。![]()
そんな経験があるだけに、
この日本食ブームのさなか、
言い出さない訳がなかった。
さて今回のミッションは、
今年5月オープンのレストラン、
SOUVENIR。
まだ無名のこの店の話題作りに貢献しろ、
とのこと。
バーカウンターで寿司をにぎってくれ、と、、。
い、、いや、、。
私、観光ビザなんで、、、、。
(。-人-。)
あっという間に不法滞在でつかまってしまうので、
丁重にお断りした。
お店を手伝いながら、
シェフに寿司を教える、ということで納得してもらう。
シェフのアレッサンドロくん、34才。
まつげがながーい。
リミニ生まれリミニ育ちの彼は、
コック修行もリミニ。
自他共に認める典型的なイタリア的、マザコン男。
約1ヶ月、よろしくお願いしマース。

