「こばやちたんは、こうしたネタに噛み付くかと思ってたら、全然だったね」
と、何人からか頂きました。
うーんとね。
喧嘩の為所と仕様が違うってトコですかね。
私なら、議員辞職まで追い込みますし、思想まで炙りだして社会的に抹殺しなければ、喧嘩の落とし前にしませんね。
私も晩婚でしたし、子供に恵まれないで、残念に思っていますし、そうした立場から云えば、
「うるせーよ。余計なお世話だぜ。社会制度に期待と安心がなくて、育児に悩む目の前の家庭もフォロー出来ねー能無し地方議員が、チ⚪︎カスみてーなヤジ飛ばすな」
と、云うのは簡単なんですよ。
でも、すかさず、このヤジに異議ありと云うと、塩村議員の擁護に立つに過ぎないのですよ。
別れた男から1500万円せしめただの、数々の男性軽視発言をやらかしてきた人に、私は、女性の代表として闘いますなんて云われても、いや、一緒にされたくないんですけどって思ってしまう訳です。
大体、あの場で、この発言に噛みつか無い、他の女性議員や、所属政党の議員がオカシイではないですか。
本気であり得ぬと断罪するなら、議会運営を停めてでも抗議するべく、議長席に飛んで行く人がいなかったことが、彼女への評価と、都議会全体の見識の低さの証明でしょう。
海外メディアにまで遺憾に思うとインタビュー受けて、一頻り沈静化した時、人物像を根掘り葉掘りやられて、過去の失言をどう言い訳するのか、党として、どう取り繕うのか、そこまで考えてない浅はかさに、眩暈がしました。
若気の至りと云うには、非常識過ぎる数々の驕った発言があり過ぎです。
ってなことを考えて、彼女が過去を断ち切ってカラーを変えるには、どうしたら効果的であったかと考えると、
党がインタビューの一括管理。
議会議長への不信任案提出。
発言者が名乗り出るまで、声紋鑑定結果が出るまで、政党として議会出席の拒否。
被疑者不詳での、名誉毀損による被害届の提出。
塩村文夏氏の、質問趣意書の開示と、これまでの政治活動の開示。
支援団体からの見舞い文や支援文を開示。または、インタビューへのお願い。
海外メディアへの対応は、日本の未整備な女性の社会進出の事例と、そこを改善する為の取り組みと、彼女の思想と活動を、文書で返信。
を、一気呵成にやり切ったら、政党としての力量と、彼女への政党としての支援状態、そして、彼女への期待が伺えて、好感度が上がったと思われる。
マザーテレサに対して、そんなヤジ飛ばしたら、多分、発言者は暗殺されたろうし、彼女を旗頭にして、女性への性差別発言は糾弾するに相応しいだろう。
だが、若気の至りの失言の数々を爆弾で抱えている人は、表から引っ込め、なんと云うヤジが、女性への侮辱であったかだけをクローズアップした方が、より、政治的に成功しただろうし、発言者を辞職に追い込めただろうし、議会からの謝罪も深く貰えたろうし、こんな後味の悪い逃がし方はしなかった筈だ。
ヒステリックなハエ叩きにより、塩村議員への謝罪を勝ち取っただけとなった。
女性への性差別による発言に対し、議会全体への糾弾は、これで幕引きにされてしまう。
女性として、これ程の屈辱はない。
厚顔無恥な都議会に、一矢報いたなどと思う人がいたらおめでたい。
当人も謝罪を握手して受諾して、安心しましたと手打ちにしている。
握手だ、握手。
握手してしまった。
フザケルナ
である。
ヤジの内容は、絶対に許し難いものである。
しかし、せっかく振り上げた拳を、これで納めたことに、私は憤りを禁じ得ない。
繰り返されてきた女性軽視、女性蔑視に、なんら一石を投じられていない。
これで一先ずの勝ちを得たような思いになっている女性がいるとしたら、私は女性として云いたい。
「そんな安っぽい考えだから、
“だから女は”
と、目先の事柄で誤魔化されてシャンシャンされるのだよ」
カワイソウヨネー!
ヒドーイ!
ミンナデヤッツケヨウ!
って、烏合の衆になってどうするんだね。
だから女は薄っぺらいと言われるのだよ。
武家の女は懐剣を身につけていた。
自身の誇りを護る為。
そして時に、相手の懐に入って刺し違える為。
女には女の闘い方がある。
男社会に物申す時、薄っぺらい同情心や咄嗟のエセ義憤では、今回のように蜥蜴の尻尾を渡されて終わる。
そんな馬鹿にされ方は、もう止めにしないか?
男に見習うことは、まだまだある。
組織の中での闘い方は、女はまだまだ出来ていない。
闘い方を見せてくれる男も少なくなったが、参考事例は男社会の端々にある。
丹念に検証すべきだろう。
日本の女は幼稚だと印象付ただけで終わったな。
残念である。