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昨日の札幌 雪
最低気温、－５．３℃ 最高気温、０．１℃
昨日は木曜、点訳ボランティアの日
コロナ明けで行って良いのかどうか、迷いましたが
行ってきました
あ・・・検査してないからコロナとは断定できませんね
先に発症したオットが火曜日から出勤ＯＫだというので
２日遅れで熱を出した私も昨日なら大丈夫かと
大事を取って休もうかとも考えたんですが
自分の校正が返ってくる日でしたし
私も返さなきゃいけない校正がありましたから
いつも地下鉄の大通駅で乗り換えていきます
私が利用する東豊線は地下深いので
階段が２つあって、２つ目は５０段あります
私はエスタレーターを使わずに階段をエッホエッホ
私の少し前に２歳くらいの女の子がママと一緒に
エスカレーターに乗るのかと思いきや
階段を行くといいます
で、楽しそうに階段を上っていくんです
１段ずつじゃなくて
大人のように両足を交互に動かして上手に上ります
てすりやママの手につかまる訳でもなく
まだ短い足を器用に動かして全身を使って
ひたすら楽しそうに上ります
なかなかの脚力とお見受けしました
一つ目の踊り場、クリア
休まずに上りますが
二つ目の踊り場で力果て一休み
でもね、また果敢に階段にチャレンジ
そこで追い越しちゃったから
最後まで上ったかどうかは、残念ながら未確認・・・
なんだか旭の小さい頃を思い出して
ほんわか、ほっこり、元気が出ました
３月４日読了
お探し物は図書室まで
小学校に併設されたコミュニティハウス
その奥にある図書室
司書見習の女の子とベテランと思しき司書さんがいます
司書さん「小町さゆり」さんといいますが
あたかも、ベイマックスのように大きい
そして何故かいつも
無心に羊毛フェルトに熱中しているんです
羊毛に針を刺すその勢いに圧倒され
話しかけられるのがはばかられるくらいに
でも、ちゃんと小町さんは気付いてくれます
なんとも言えない心地よい声色で
お探し物はなに と聞いてくれますから
本の相談をすると
それはそれは目を見張るスピードで
パソコンのキーボードをたたき
的確な本のリストを渡してくれます
そのリストの最後には
頼んでいないジャンルの本が必ず1冊
そして本のオマケと言って
羊毛フェルトを手渡されます
見当違いの1冊と思いながらも
せっかくだからと小町さんに選んでもらった本を読むと
それぞれに気付きをもたらし
人生を切り開いていく勇気が沸いてくるのでした
小町さんの言葉から
お母さんも大変だっただろうけど
私だって生まれてくるときに相当な苦しみを耐え抜いて
持ちうるだけの力をすべて尽くしたんじゃないかって
十月十日、お母さんのおなかで誰からも教わらずに
人間の形に育って
全く環境の違う世界に飛び出してきたんだから
中略
だから、嬉しいとかしあわせとか感じるたびに
ああ、私、がんばって生まれてきたかいがあったって
噛み締めてる
人生で一番がんばったのは生まれた時
その後のことは、きっとあのときほどつらくない
あんなすごい事に耐えたんだから、
ちゃんと乗り越えられる
私が生まれてきた事って凄いんだなー
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