あの日。
この目で見て想った事は
忘れない。
ガソリンなくて 当時高校生の息子を迎えに走るか 中学生の息子を迎えに行くか 苦渋の決断をした日の葛藤。
母を探しに岸壁へ歩き進めたら
一面 泥にまみれた車や漂流物を目の前に 戦後の焼き野原なのかと錯覚さえしたあの朝。
火災の後の街中の焦げたにおいと煙り。
自転車で町へおり 友達の家で無事を確認できた時の感情。
停電続きで 避難してきた叔母夫婦と八人で 身を寄せあって毛布にくるまれ ろうそくで灯りをとりながら過ごした眠れぬ夜。
断水続きで山へ水汲みに歩いた息子たちの頑張り。
食料も少なく 1日一食 土鍋で雑炊を炊き八人ですすった無力感。
毎日 被害のなかった地域から仕事の催促やお叱りを受け続けた日々。
人づてに聞く 知人や友人 親戚の訃報 や 被害状況。
電気が復活し 一ケ月ぶりに入ったお風呂の気持ちよさ。
励ましあって 涙して 助け合って無我夢中の毎日。
絶対 絶対忘れない。
だから 必死こいて
これからも生きる👊
震災から11年。 平和を望み
無意味な闘争などせずに
心穏やかに 過ごしてゆけばいい。 人災などもってのほか。
悲しい涙を無駄に流すことなく 微笑みながら生きてゆきたいものだ。
あの日から 一転してしまった多くの人の人生。
願わくは 何も起きていない
みんなで笑いあえたあの日以前に 戻れたらなぁ。