ドイツに住むEmiです。好きな時間、場所、人と一緒に、好きなことを仕事にしたいと思っています。

先日、次男の友達のママに「なぜ日本の子どもは静かなの?」と聞かれました。彼女は10年前に夫の仕事で香港に住んでおり、その時の日本の子どもたちの静かさが印象的だったそうです。

ドイツに来て感じるのは、ここが本当に自由だということです。

例えば、保育園への登園時間は大体8時から9時の間です。朝食を家で食べる子もいれば、保育園で食べる子もいます。クラスは年齢混合で、長男のクラスは3歳から6歳まで、次男のクラスは生後10ヶ月から6歳までの子どもたちが一緒です。

保育園では、男女比も様々です。子どもたちはある程度のルールはありますが、基本的には自由に遊んでいます。

ただし、一人でできることは早くから教えられています。3歳からは自分の持ち物を片付けたり、トイレトレーニングをしたり、靴や着替えも自分で行うように促されています。

しかし、ここは本当に自由です。日系の幼稚園に通うママと話したところ、日系の幼稚園では決まった時間に子どもたちが一斉にトイレに行くそうです。トイレトレーニングは4月から8月生まれの子から始め、1月から3月生まれの子は最後になるとか。

ドイツでは、自分が何をしたいかを大切にするので、主体性はあまり強くありません。もちろん問題もありますが、「あなたはどうしたいの?」とよく聞かれます。

日本は違うと思います。周りに迷惑をかけず、自分よりも周りを優先します。

しかし、それだけではありません。

自分の人生は、親や周りの人生ではなく、自分だけのものです。一度きりの人生で、やりたいことをして幸せに生きてほしいと思います。

夫を見ていると、会社の規定や時間に縛られ、家族を守るために命を削っていることに気づきます。もし好きな仕事をしていたら、楽しいと思えることをしていたら、後輩や上司に気を使わずに仕事ができたら、遠方への出張がなかったら、どんなに幸せだろうと思います。

幸いにも、夫がドイツで働いてくれているおかげで、子どもたちは自由に生きていると感じます。

もちろん、学校に行き、毎日学び、悩むこともありますが、信頼できる友達もおり、やりたいことを見つけることができました。ヨーロッパに住むアジア人として、時には心ない言葉を耳にすることもあります。

でも、ドイツでのびのびと生活していることに感謝しています。

これからは、私が何ができるか、何をしたいかを真剣に考え、行動していきます。

ドイツの自由な子どもや大人に気を使うこともありますが、ここの生活がとても気に入っています。