前に一度。

一瞬会えて
それから気になっていて

探しに行って
昨日会えたこ

結局保護できなかった。













施設の敷地内だから入れない。



いきるちゃんパパが


「あのこを助ける為に誰かスカウトしよう!!」って突然言い出して。


敷地内を出入り出来るであろう、道行く3人組に声かけてくれた。


「痛くてうずくまっている猫を保護したい」

「一般人の我々は、敷地内には入れない」


「敷地内から外に出してほしい」

「外でタモで待っているから」


「保護出来たら病院へ連れて行ってあげられる」って。






「いいっすよ!」って快諾してくれて

すぐに向かってくれた。











待っても待っても来なくて。

敷地広いから仕方ないよなって待ってたけども。



遠くからこちらに戻ってくる3人が見えた。


「ダメだったか」って思ったけど

大きく手を振った。



「自分たちもあそこは入れなかった」

「警備員さんに事情話して伝えてあるから」


「警備員さんが動いてくれるはず」


「お力になれず申し訳ない!!」って。





待っても待っても警備員さんは来てくれなかった。






お口痛いのにごめんね。

病院も連れて行ってあげられなかった。




ご飯を食べられているうちはいいけども

猫のお口って本当にすぐに悪化する。


少し痛いのが、今度はよだれダラダラ垂れて

お口に激痛が走って

食べ物見ただけで、食べたいのに食べられなくて


両手でお口の横をガシガシするんだ。




お外のこは

痛くてもしんどくてもそこにずっと居られない。

体力温存したくても

その日の気候やヒトの流れを見て寝床を移動したり。



餌やりさんと約束した時間に

その場所に


痛くても

雨で寒くても向かうんだ。














私が悲しくて悔しくてやるせない時に。

夜中にティアモママがくれたLINEのメッセージ。
これ、何度わたし読み返しただろう。





↓↓


ほんとさ、いっつも思うんだけど
生きとし生けるものの保護活動をしてる人は

警察以上に敷地とか色んなとこに立ち入りして
保護だけして去っていきますよーっていう権利が与えられてもいいと思うよ。本当に。









本当にそう思う。
本当にそうだと思う。


物を壊したりなんかしない。
最悪なにかあったら弁償もする。




ただ、そこにいる
痛さと悲しみと闘いながら
消えそうな命を

ただ、保護して
病院に連れて行ってあげたいだけなんだ。


「またここに戻されては困る」


何度言われたろうその台詞。



戻したりなんかしない。
ただ、保護してあげたいだけなんだ。



そんな権利があるといい。

そんな法律が出来るといい。


救いたい命を
まっすぐに、全力に助けに行けますように。

動いて動いて
少しでも明るい未来に変わっていきますように。