27日に。

公園で飼育されていた「四肢不全麻痺」のうさぎさんを区から譲渡して頂きました。


「いきるちゃん」ってパパからお名前をもらって。
やっと名字をもらえたんだ。











快適な空間。
ご飯だってお水だって。
好きな時にいつだって食べられるように配慮してくれるパパ。


見守りカメラだって用意してくれた。
本当にありがとう!!





これから沢山の医療費がかかる。
シニアになれば当然かかる。





何も初期医療をかけられないままだったのに。
それでも、ずっとの家族としてお迎えしてくれたお友達には感謝しかありません。


本当にありがとう!!











区の方ともお話させていただきました。

「区の財産なら」
「子どもたちが動物たちに会うのが楽しみだからと言うのなら、きちんと適正な管理をお願いしたい」と。



区の予算がないんだって。
医療費がない。

だから、予算を増やしてもらえるように今後検討したい。話をしたいと仰ってくれていたけども。
そもそも、医療費がない中で生き物を飼育していいの?



ちゃんと管理出来ないなら飼育はしないでほしい。
知識も予算も無いのに動物扱うなんて怖くないの?


私なら、うちのこが下痢したり目ヤニでたりしたらすぐに病院に行くけどね。


ましてやうさぎさんは、体調の変化を出さない動物だから。本当にデリケートな動物だから尚更、ちょっとした体調の変化を気づいてあげなきゃいけないと思う。


綺麗にお世話はしてくれてる。
だけど医療が追いついていない。


「後手後手にまわってしまいこうなってしまった」
「きちんと知識を取り入れる為に、動物病院からもうさぎの冊子をもらってきたので共有したい」
と仰ってくださいました。




ただ。
今回の譲渡は特例なこと。
残されているうさぎは譲渡させてもらえない。

いきるちゃんは「状態が良くないから譲渡になった」こと。

「それでは、他のうさぎさん達も」
「ここまで状態が良くならないと譲渡してもらえないんですか?」と聞くと。


「ここまでした事をご理解ください」
「本当に特別なことです」

「我々も、少しでも良い環境の為に頑張ります」と仰ってはくれていました。

まずは環境を良くする。
同じように保護が必要になるうさぎがいたら
まずは個人やボランティアではなく。

近くの動物園に打診してから話を進めたいと。


そして、マニュアルで命は管理はできないけども。
お世話をしてくださる方たちへのマニュアルの制作もお願いさせていただきました。



「何か協力できることがあったら、お手伝いさせてください」とお願いしました。


区の方は優しい方でした。
ただ、そのヒトだけの力では何も出来ないのかも知れないって正直今日感じた。



最初のご相談者さんだって
その地区の区議に相談してくれた。

だけどその返事は
「区の財産だからあなたに譲渡出来ないでしょ」って。

正論だと思う。
区の財産なんだからそうなんだと思う。

だけど、区の財産なら大切にしてよ。
このままなら死んじゃうよ。命なんだから、



動物園やふれあい施設が必要なのならば。


それならば。

せめてその中で展示動物が快適に過ごせるよう、最大限の努力をするべきだし。

病気やケガがあった場合は、最善の治療をするべき。






前例がないのはわかる。
だけど、だからこそ前例を作っていかないと。


オカメインコ。
目もしんどそうだった。








差し入れした、ひんやりグッズも使ってもらえてなかった。悲しかった。


いきるちゃんがいた、空っぽになったケージを見て涙が出た。


片目が白く濁ったうさぎさんもいた。
病院に連れて行ってもらってるのかな?

いきるちゃんを譲渡してくださったことは感謝しています。ただ、今日見に行って悲しくなった。
本当に変わっていくの?


本当にこれが財産なの?






今回、いきるちゃんを譲渡してもらうにあたり
地元の議員さんにも相談させてもらいましたが進まず。


区を跨いでいますが
高円寺ニャンダラーズさんのメンバーでもある
杉並区議のひわき議員に相談させていただきました。


すぐに対応してくださり
「とても残酷なことだ」とすぐに動いてくださいました。

本当に身近なコツコツしたことを
一生懸命な気持ちでいてくださることが嬉しかった。

改めて、選挙の大切さも思いました。





園内に区の
「生き物を大切に」って看板が立っていたけど
大切に出来てるの?


何が出来るんだろうね?
どうしたらいいんだろうね?

出来ることを模索したいと思います。




最後に。
いきるちゃんのこの件のご相談者さん
これから医療費がかかることも理解してくださり
いきるちゃんの為に、医療費のお心遣いを寄せてくださいました。

なんとかしたい!
助けたい!

何が出来るのか?

そう思って行動してくださったこと
心から感謝致します。










きっとみんなに出来ることがある。
私に、何が出来るのか考えたい。